柏の瀬川は逆転ゴールを決めた。(C)SOCCER DIGEST

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 2026年8月14日、柏レイソルがMUFGスタジアム(国立競技場)で東京ヴェルディとのアウェーゲームに臨んだ。3-4-2-1システムを採用した柏は2分に先制されながらも慌てず、丁寧なパスワークで試合の流れを引き寄せようとした。

 サイドのスペースを有効活用した攻撃で東京Vの布陣を間延びさせると、11分、カウンターから遠藤渓太のミドル弾で追いつくと、29分には絶妙な裏抜けでGKと1対1になった久保藤次郎が絶好機を掴む。これはゴールにならなかったが、敵の守備網を完璧に崩す美しい攻撃だった。

 その後もボールを握りながら東京Vゴールに迫るが、肝心のゴールが奪えない。最終局面での精度を欠き、シュートに持ち込めないシーンも複数あった。

 そんな柏に貴重なゴールをもたらしたのが、途中出場の瀬川祐輔だ。果敢な裏抜けで攻撃に奥行きをもたらしたアタッカーは、65分、後方からの縦パスなどに反応してペナルティエリア手前から右足シュートで逆転弾を突き刺した。
 
 この一撃は、最後まで攻撃的な姿勢を貫いた柏のスタイルが結実したゴールでもあった。さらに82分には、弓場堅真のスルーパスに抜け出した久保が冷静にネットを揺らし、ダメを押した(結果は3−1で勝利)。

 攻めあぐねる時間帯こそあったものの、最後までボールを動かし続け、自分たちのスタイルを貫いた柏。リカルド・ロドリゲス監督体制の真骨頂を示す一戦だった。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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