「ちゃんこは飲み物です。」そんな合言葉を掲げる店が、愛知県春日井市にオープンしました。店主は元力士。相撲部屋で培った味を、お椀一杯に詰め込んだ栄養満点のちゃんこが人気を集めています。



■「ちゃんこは飲み物です。」が合言葉の居酒屋




 愛知県春日井市に、2026年5月にオープンした居酒屋「龍虎朱(りゅうこす)」。暖簾には「ちゃんこは飲み物です。」と書かれています。




この店の夜のお通しは、「お碗ちゃんこ鍋」(550円)です。

客ら:
「すごくおいしい。感激です」
「野菜やお肉がたくさん入っていて、栄養満点です」

鶏ガラスープに、生姜を入れたオリジナルのつみれ。たっぷりの野菜などを煮込んだ、栄養満点のちゃんこです。




でも、なぜお通しで“ちゃんこ”なのでしょうか。

店主の加地さん:
「ちゃんこは大鍋のイメージですが、1人のお客さまでも気軽に楽しんでいただきたいので、お椀で提供しています」



■一番人気はちゃんこ付きランチ




 店を開いたのは、玉ノ井部屋の元力士・加地勇二郎さん。力士飯であるちゃんこを、もっと多くの人に知ってほしいとの思いからオープンしました。




加地さんは13年間相撲に励みながら、ちゃんこをはじめ、さまざまな料理を当番で作っていたといいます。

店内には、現役時代の髷(まげ)や、現在の玉ノ井部屋の力士の名前が飾られ、相撲部屋にいるかのような雰囲気で食事が楽しめます。




夜は、オリジナルのキムチをはじめとした「おばんざい盛り合わせ 八寸」(2170円)や「げんこつ唐揚げ」(1400円)などが楽しめますが、一番人気はランチタイム限定の「お椀ちゃんこ定食」(970円)です。




客:
「家では作れませんし、食べる機会がないので、ちゃんこが食べられるのはうれしい」

さらに、追加料金なしでご飯を通常の倍以上ある“力士盛り”に変更することができます。

客:
「力士盛りはここにしかないので、来るときはお腹を空かせてから来ます」




タンパク質が豊富な肉と、ビタミンやミネラルが取れるたっぷりの野菜が入ったちゃんこは、夏バテ対策にもなるといいます。

店主の加地さん:
「相撲界では、夏バテの時でも、ちゃんこを流し込んで栄養をしっかり取るようにしています。『ちゃんこは飲み物です。』を合言葉に、うちの店ではやっています」

元力士が届ける栄養満点のちゃんこには、相撲の魅力をもっと多くの人に知ってほしいという思いが込められていました。