気象予報士の松浦悠真氏が、YouTubeチャンネル「マニアック天気」で、「【レベル5特別警報】関東で集中豪雨 線状降水帯が発生 最大級の警戒を」と題した動画を公開した。千葉県を中心に発生している線状降水帯による集中豪雨の現状と今後の見通しについて解説し、対象地域に対して最大級の警戒を呼びかけている。

動画では、13日午後7時30分現在の雨雲レーダーを用いて、千葉県付近に非常に活発な雨雲がかかり、線状降水帯が形成されている状況を説明。夕方から南東の湿った風が流れ込み、関東内陸部からの北風と収束することで、午後5時を過ぎたあたりから千葉県周辺で雨雲が停滞するようになったと指摘した。午後7時30分までの3時間解析雨量では、広い範囲で100ミリを超え、一部では150ミリを超える非常に多い雨を記録しており、「今非常に危険な雨の降り方になっている」と現状を分析している。

さらに、天気図を用いて雨雲停滞のメカニズムを解説。日本海側の元台風15号である熱帯低気圧や、日本の南東に位置する台風17号、そして日本の東にある高気圧の影響で、暖かく湿った空気が日本付近に停滞していることが原因であると説明した。今後の予想については、13日の夜中から14日の明け方にかけても大気の不安定な状態が続き、激しい雨が降り続く見込みだ。また、上空に寒気が入っている影響で積乱雲が発達しやすいため、雨雲の発生位置が少しずれる可能性にも言及し、「関東は広い範囲でどこでも大雨になってもおかしくない」と注意を促した。

現在、千葉県北西部を中心とした広い範囲でレベル5の「大雨特別警報」が発表されている。松浦氏は浸水や河川の氾濫に対して最大級の警戒を求め、「できるだけ高い場所、そういった浸水などのおそれがない場所に直ちに移動するようにしてください」と強く呼びかけた。夜間や今後の雨雲の動きに備え、最新の気象情報を確認して迅速な安全確保を図ることが求められる。

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