日本時代建設の歴史建築 火災の痕残し修復 建物の歴史語る文化資産に/台湾
修復に当たり同処は、元々の建材を残すことを優先した上で、伝統的な工法を継承し、木造建築の美しさを再現したと説明。新旧の建材には適度な違いを意図的に残し、元々の部分と新たに加えられた部分を見分けられるようにし、火災を経て修復された建物の歩みを示したという。
また以前は天井があり、屋根の木造構造を見ることができなかったが、今後はより近くで鑑賞してもらうため、焼失した天井をあえて修復せず、照明によって構造の美しさや職人の優れた技術を紹介する。
同処の王昭堡処長は、修復の完了と棟札の取り付けは、建物のハード面の再生と火災を経た文化資産が再び都市や人々とつながる大事な一歩を象徴していると語った。建物の運営は今後、民間企業に引き渡されるが、同処が空間の利用や展示物の配置などを管理し、運営の過程で修復された部分が損傷しないようにするとした。
(黄国芳/編集:齊藤啓介)

