ウクライナのゼレンスキー大統領(7月8日)=AP

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 【ワシントン=橋本潤也】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは12日、ドイツで4〜5月に行われた軍事演習で、ウクライナ軍の無人機部隊が米軍部隊を撃破したと報じた。

 ロシアによる侵略への対応でウクライナが無人機の運用能力を高めた一方、米軍は無人機攻撃に対する脆弱(ぜいじゃく)さを浮き彫りにしたと伝えている。

 大規模な地上作戦に焦点をあてた演習「コンバインド・リゾルブ」には、米軍兵士約3500人が参加した。関係者によると、米軍は標準的な電子戦システムや対無人機システムを装備していたが、装甲車両が巻き上げた砂ぼこりで、ウクライナの偵察無人機に発見された。一人称視点(FPV)無人機などから演習上の攻撃を受け、部隊は「壊滅」した。演習継続のため、一度「撃破」された車両を再投入する措置も取られたという。

 トランプ政権は無人機の運用能力に着目し、ウクライナに派遣する米軍関係者を増員してウクライナとの関係強化に努めている。ただ現状で、米軍は無人機を使った戦闘に対応できていないと専門家は分析しているという。