大岩陵平、TAKESHITAを破り初の決勝トーナメント進出…8・15両国国技館へ「天山さんに届けるプロレスをしたい」…8・12浜松全成績
◆新日本プロレス「G1 CLIMAX 36」(12日、静岡・アクトシティ浜松)観衆2075(満員)
新日本プロレスは12日、静岡・アクトシティ浜松で「G1 CLIMAX 36」を開催した。
Aブロック公式戦最終戦となった浜松。上位2名が8・15両国国技館での決勝トーナメント(T)に進出するが、今大会前までに決勝T進出の可能性を残したのは4人。昨年覇者で6勝2敗の勝ち点12で単独首位に立つKONOSUKE TAKESHITA。そして、5勝3敗の勝ち点10で追走するIWGPヘビー級王者・辻陽太、ボルチン・オレッグ、大岩陵平だった。
第7試合で辻がジェイク・リーを破り勝ち点を12に伸ばし、第8試合でボルチンがグレート‐O‐カーンにリングアウトで敗れ脱落。迎えた第9試合のAブロック公式戦で勝ち点12のTAKESHITAと勝ち点10の大岩が激突。7・後楽園ホールでの出場者決定戦でエル・ファンタズモを破り自力で2年連続2度目のエントリーをゲットした大岩は、ヘッドロックでTAKESHITAを絞め上げるもTAKESHITAもワガママなどで応戦した。
それでも執念のヘッドロックで追い込んだ大岩は必殺のTHE GRIPで前年覇者を沈め、勝ち点12に伸ばしを炸裂。この一撃でTAKESHITAから劇的勝利をゲットした。
この結果、勝ち点12で辻、TAKESHITA、大岩の3人が並んだが直接対決の結果、辻が首位、大岩が2位で決勝T進出をゲットした。
出場者決定戦からの初の決勝T進出に大岩はリング上で「俺が予選から優勝して、ビッグドリームつかんで、この『G1 CLIMAX』優勝する男、“THE GRIP”大岩陵平だ!」と絶叫した。
バックステージで「Aブロック2位通過、やりました!これで予選から優勝っていう、俺にしかできないビッグドリーム、あと2つだ。あと2つ、Bブロックの1位と決勝戦に勝てば。誰が上がってくるか。誰でもいいぞ。いまの俺は凄い自信ある。今日の戦いもそうだったけど、試合中も試合後も、ファンのみんな『大岩、優勝しろよ』ってずっと言ってくれてた。その言葉が、キレイごとじゃなくて、本当に俺のことを強くする。だから、みんな試合を観に来る時は、思いっ切り、思いのままに好きな選手の名前を叫んでくれ。これまでも『G1 CLIMAX』Aブロック、メッチャ熱い闘いが毎日繰り広げられてきたけど、『G1』の本当のクライマックスはこれからだ。俺がもっと熱い闘いを両国で見せてやる。そして、ビッグドリーム掴みます!」と宣言した。
8・15両国は、天山広吉の引退試合が行われるが「まずは最初、『G1』始まる前、天山さん引退試合の両国に立ちたいっていうのが最初の目標だったんで、まずそれ達成して、あとは次勝つだけっすね。負けて引退を見送れないんで、しっかり勝って天山さん引退まで、自分のプロレス、そして天山さんに届けるプロレスをしたいなって思います」と誓った。
一方、2連覇を逃したTAKESHITAは「自分がこうベスト4にも残れないっていう。それだけこの新日本プロレスのレベルがやっぱり高い位置にあるのか、上がってるのか。TAKESHITAが決勝に上がられへん。準決、決勝に上がられへん。逆に自分にあと何が足りないのか。フィジカルなのか、メンタルなのか、技術? 経験? プロレス分かんないっす。プロレス分かんないけど、でも僕は信じてます、プロレスは絶対裏切らへんって。僕は信じてます。今はそれしか言えないです」とうめいた。
◆8・12浜松大会全成績
▼第1試合 20分1本勝負
〇永井大貴、ドリラ・モロニー(7分15秒 ドリラキラー→片エビ固め)中原大誠●、矢野通
▼第2試合 20分1本勝負
〇ハートリー・ジャクソン、ザック・セイバーJr.(9分03秒 セントーン→体固め)松本達哉●、ウルフアロン
▼第3試合 20分1本勝負
外道、〇OSKAR(5分42秒 ギロチンドロップ→片エビ固め)安田優虎●、上村優也
▼第4試合 20分1本勝負
ジェイコブ・オースティン・ヤング、〇HENARE(9分49秒 アルティマ)ゼイン・ジェイ●、カラム・ニューマン
▼第5試合 『G1 CLIMAX 36』Aブロック公式戦 30分1本勝負
〇SANADA(4勝5敗=8点)(12分18秒 オコーナーブリッジ)鷹木信悟(4勝5敗=8点)●
▼第6試合 同 30分1本勝負
〇後藤洋央紀(4勝5敗=8点)(10分08秒 後藤式)Yuto‐Ice(4勝5敗=8点)●
▼第7試合 同 30分1本勝負
〇辻陽太(6勝3敗=12点)(13分58秒 ファイヤーブラスター→体固め)ジェイク・リー(3勝6敗=6点)●
▼第8試合 同 30分1本勝負
〇グレート‐O‐カーン(3勝6敗=6点)(17分30秒 リングアウト)ボルチン・オレッグ(5勝4敗=10点)●
▼第9試合 同 30分1本勝負
〇大岩陵平(6勝3敗=12点)(15分11秒 THE GRIP→片エビ固め)KONOSUKE TAKESHITA(6勝3敗=12点)●
