King Gnu井口理が“推し”のため奔走!『逃げろお嬢さん』10.2公開決定&予告解禁
【動画】King Gnu井口理&深川麻衣共演! 映画『逃げろお嬢さん』予告映像
原作は、『国宝』『横道世之介』などで知られる吉田修一の短編集『逃亡小説集』(角川文庫)に収録された同名小説『逃げろお嬢さん』。
親の仕事を継ぎ、つつましやかに温泉宿を営む康太。いつもの日常の中、ある小道で前を走る車の様子がおかしいことに気づく。心配した康太が車を止めると、運転していたのは、高校時代から康太が推している元アイドル“鮎川舞子”だった。しかし、テレビのニュース速報では、舞子の夫が薬物で逮捕され、舞子自身も疑惑の中、行方不明になっているというニュースを見たばかり…。混乱する康太だったが、これまで自身の人生を照らし続けてくれた推しである舞子に、今、自分ができることを全うしようと心に決める。
本作への出演に際し、井口は「吉田修一さん原作の世界観と監督の持つ世界観が合わさり『逃げろお嬢さん』は美しさと滑稽さが両立した世界として描かれています」とコメント。「昔好きだった人、自分の人生を救ってくれた人のことをどこまで信じ守れるかがこの作品の見どころになっていると思います。康太の孤軍奮闘を、みなさんに楽しんでいただければ幸いです」と期待を込めた。
康太が長年推し続ける元アイドル・鮎川舞子を演じるのは、今年俳優デビュー10周年を迎え、4クール連続でドラマに出演する深川麻衣。現在放送中のドラマ『Tokyo middle 30』では、30代女性のリアルな姿を演じている。
深川は演じる舞子について、「舞子とは、名前もたどってきた職種も近くて、だからこそ共感できる部分もたくさんあり、シンパシーを感じました」とコメント。推される側である役柄を通して「舞子を演じている中で、自分をただただ真っ直ぐに信じてくれる人の存在がどれほどあたたかく、心強く、その存在にどれほど救われるのかを、身をもって実感できました」と振り返った。
監督を務めるのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』などの脚本を手がけてきた伊藤ちひろ。『ひとりぼっちじゃない』で映画監督デビューし、脚本・原作も担当。同年公開の『サイド バイ サイド 隣にいる人』では、監督・脚本・原案を務めた。
伊藤は「誰かの活力や支えになりたくて、人の前に立って表現していく者たち。その想いを感じ取って、応援で応える者たち。その尊い循環を、わたしはとても美しいものだと感じています。いま世界で『推し活』によって輝きを増す人が広がるなかで、わたしは『応援すること』の本質について考えるようになり、そんなとき吉田修一さんの短編小説に出会うことができました」と原作との出会いを語る。
さらに「康太と舞子は、自分が貰った愛に応える。その愛は、励ましです。人から受け取ったエネルギーに励まされ、それが巡る。誰かのひとつの過ち、世間の枠からはみ出た者に対して、攻撃することよりも応援することのできる人がいる。真相を知ろうと弄って好奇心を満たすよりも本質を信じる気持ちを大切にできる人がいる。そういう人たちの心の美しさを映画に残したいと思いました」と本作に込めた思いを明かした。
原作者の吉田修一は、本作の映画化に際し、「誰かをずっと応援してきた人に訪れる小さな奇跡の物語。この小さな奇跡を伊藤ちひろ監督がきらきらと輝かせてくれた。風に揺れる金色のススキ原のようなその輝きは、井口理さんと深川麻衣さんの声や体からあふれてくる深い人間愛のようでもあり、気がつけば2人が体験する小さな奇跡を心から応援していました」とコメントを寄せた。
解禁された予告編映像は、舞子がラジオ番組でハガキを読み上げる声にのせて、親から温泉宿を引き継ぎ、平凡に暮らす康太の姿から始まる。そして、舞子の夫が薬物で逮捕され、舞子自身も行方不明になっているというニュースに驚く康太と、出会うはずのなかった舞子と偶然巡り合う様子が描かれる。
「私のことご存じですか」と聞く舞子に、「いえ、知りません!」と即答する康太。「私は取り返しのつかないことに手を出したと思う」と、誰かに電話で話す舞子を、康太はそっと見守る。さまざまな康太の奮闘にのせて、「俺は、あなたの存在に何度も励まされ、支えられてきました。会って直接話をしたことがなくても、あなたはいつまでも大切な存在なんです」と康太の思いが語られ、「俺、助けます」という決意の言葉で締めくくられる、切なくも温かな予告編となっている。
あわせて、ポスタービジュアルも解禁された。必死に走る康太、そっと空を見上げる舞子、2人がテーブルを挟んで向き合う姿、舞子の手を引いて歩く康太など、さまざまな2人の姿を切り取ったビジュアルに、「人生を支えてくれた推しに 今、僕ができることー」という本作を象徴するコピーが添えられている。
映画『逃げろお嬢さん』は、10月2日より全国公開。
※井口理、深川麻衣ほかのコメント全文は以下の通り。
■主演(康太役):井口理(King Gnu)
伊藤監督の作品への出演は『ひとりぼっちじゃない』から始まり、今回が3作品目になります。今回は山の民宿を営む康太という役柄を演じさせていただきました。
吉田修一さん原作の世界観と監督の持つ世界観が合わさり『逃げろお嬢さん』は美しさと滑稽さが両立した世界として描かれています。
昔好きだった人、自分の人生を救ってくれた人のことをどこまで信じ守れるかがこの作品の見どころになっていると思います。康太の孤軍奮闘を、みなさんに楽しんでいただければ幸いです。
■舞子役:深川麻衣
舞子とは、名前もたどってきた職種も近くて、だからこそ共感できる部分もたくさんあり、シンパシーを感じました。
康太と舞子の2人の関係性は、周りからみたら理解できない、滑稽なものに見えるかもしれません。でも2人の間にあった確かなものを見ていると、世論や常識をとっぱらった、自分にとっての真実や本当に大切なものについて、考えるきっかけになりました。
そして舞子を演じている中で、自分をただただ真っ直ぐに信じてくれる人の存在がどれほどあたたかく、心強く、その存在にどれほど救われるのかを、身をもって実感できました。
長野の豊かな自然の中での撮影は本当に心地よくて、撮影の日々が今でも恋しいです!
■伊藤ちひろ監督
誰かの活力や支えになりたくて、人の前に立って表現していく者たち。その想いを感じ取って、応援で応える者たち。その尊い循環を、わたしはとても美しいものだと感じています。
いま世界で「推し活」によって輝きを増す人が広がるなかで、わたしは「応援すること」の本質について考えるようになり、そんなとき吉田修一さんの短編小説に出会うことができました。この物語には、生きていく間にわたしたちがいくつか通る愛の触れ合いの、そのひとつが描かれていると感じています。康太と舞子は、自分が貰った愛に応える。その愛は、励ましです。人から受け取ったエネルギーに励まされ、それが巡る。
誰かのひとつの過ち、世間の枠からはみ出た者に対して、攻撃することよりも応援することのできる人がいる。真相を知ろうと弄って好奇心を満たすよりも本質を信じる気持ちを大切にできる人がいる。そういう人たちの心の美しさを映画に残したいと思いました。『逃げろお嬢さん』はそんな静かで確かな愛の循環を描いた映画だと思っています。
■原作者:吉田修一
映画『逃げろお嬢さん』に寄せて
誰かをずっと応援してきた人に訪れる小さな奇跡の物語。この小さな奇跡を伊藤ちひろ監督がきらきらと輝かせてくれた。
風に揺れる金色のススキ原のようなその輝きは、井口理さんと深川麻衣さんの声や体からあふれてくる深い人間愛のようでもあり、気がつけば2人が体験する小さな奇跡を心から応援していました。
吉田修一

