『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』から「デアデビル」クレア・テンプルが登場カット、「私スパイダーマンに拒絶されちゃった」と無念
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』にクレア・テンプル役としてカメオ出演するはずだったロザリオ・ドーソンが、撮影済みの出演シーンをすべてカットされていたことを振り返り、「私はスパイダーマンに拒絶された」とジョークを飛ばしている。米が報じた。
ドーソン演じる看護師クレア・テンプルは、「Marvel デアデビル」を皮切りに「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」「Marvel ルーク・ケイジ」「Marvel アイアン・フィスト」「Marvel ザ・ディフェンダーズ」と、Netflix時代のマーベル作品を横断して登場した人物。複数のストリートヒーローと接点を持ち、“ザ・ディフェンダーズ・サーガ”をつなぐ役割を担ってきた。
米ノースカロライナ州で開催されたGalaxyCon Raleighの「デアデビル」パネルに、キングピン/ウィルソン・フィスク役のヴィンセント・ドノフリオと登壇したドーソン。クレア・テンプルにどのスーパーヒーローと共演してほしいか尋ねられると、本来なら「スパイダーマン」と答えられたはずだったとして、幻となった出演を明かした。
「新しい『スパイダーマン』でシーンを撮ったんです。でも、カットされました。」
ドーソンによれば、出演シーンがなくなったことを母親に伝えると、母は舞台裏写真をSNSに投稿できなくなったことを残念がったという。ドーソン自身も投稿の準備を済ませ、スパイダーマンのコスチュームを着た孫と撮った写真などを用意していたが、その後、出演カットを知らせる簡潔なメールが届いたそうだ。
スパイダーマンは、ドーソンにとっても思い入れのあるヒーローだった。叔父がコミック・アーティストであり、彼が最初に描いたキャラクターがスパイダーマンだったという。それだけに、念願のシリーズ参加は実現しながらもスクリーンには残らないという、なんとも皮肉な結果になった。「だから私は、“スパイダーマンに拒絶されちゃった人”ですね」と残念がった。
もっとも、ドーソンはこれでクレア役との縁が切れたとは考えていない。同じユニバースのどこかに自分のキャラクターが存在していることが嬉しいとした上で、「またクレアを演じられたら」と再演への希望を口にしている。
クレア再演への意欲は以前から変わっていない。2024年にも、「マーベルやディズニーは私の連絡先を知っていますし、居場所も知っています」とアピールしていた。さらに同年にはSNSで「#unfinishedbusiness(未完の仕事)」とも記している。『ブランド・ニュー・デイ』では、その希望が少なくとも撮影段階までは実現していたことになる。
『ブランド・ニュー・デイ』には同じくNetflix時代から続投するジョン・バーンサルのパニッシャーも登場している。クレアの出演が残っていれば、彼女にとって初の『スパイダーマン』参加となるだけでなく、ドラマ作品で活躍してきたキャラクターが映画側へと広がっていく流れを、さらに印象づける登場になっていたところだ。
なお同作では、ドーソン以外にも撮影済みの出演シーンが編集段階で削除されていたことがわかっている。ヴィランのラムロッド役ビリー・クレメンツは、自身よりも有名な俳優たちの出番さえ丸ごとカットされたと。ドーソンのクレアも、そうした編集の過程で完成版からひっそりと姿を消したひとりだった。クレアが登場していたなら、病院や、医療に関する場面となっていた可能性が高そうだ。
映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は全国公開中。
Source:

