【阪神】村上頌樹が31年ぶりの快挙懸けて巨人との首位攻防戦の先陣「自分が粘り強く投げれば勝てる」…山崎伊織にも「個人としてもチームとしても負けたくない」
阪神・村上頌樹投手(28)が10日、無失点継続での必勝を誓った。11日の巨人戦(東京D)に先発する右腕は、同率首位で並ぶライバルに2戦連続で完封勝利を収めている。巨人戦で3戦連続完封なら、1995年のブロス(ヤクルト)以来31年ぶりで球団では史上初の快挙。兵庫・尼崎市の2軍施設「SGL」で調整し、「いい状態で臨めるように。先発としてゲームをつくっていきたい」と臨戦態勢を整えた。
チームが連敗を止めた9日の中日戦(京セラD)で、さらに無失点へのこだわりを強くした。投手陣は先発・伊藤将から計4投手の完封リレーで1―0で勝利した。「ピッチャー陣がゼロで粘ったから、チカさん(近本)のホームランで勝った。(11日も)本当にしんどい試合になると思うけど、自分が粘り強く投げればチームは勝てる」と確信した。
キーマンとして警戒するのが、投手陣が今季7本塁打を献上している“虎キラー”だ。「やっぱりダルベックは注意しないといけない。しっかりコースに投げていきたい」。自身も2被弾しており、その試合はともに敗戦投手となった。だが、その後の2試合は7打数1安打に封じている。
優勝戦線の行方を左右する重要な3連戦の初戦で、同じ兵庫県出身の同学年の山崎と投げ合う。東洋大時代から、東海大出身の右腕と親交がある。「個人としても負けたくないし、チームとしても阪神対巨人なので負けたくないというのはある」と闘志を燃やした。今季は先発19試合で18度のクオリティースタート(QS=6回以上自責3以下)と抜群の安定感を誇る虎のエースが、宿敵の前に立ちはだかる。(中野 雄太)
