張本美和選手(写真:朝倉健/アフロスポーツ)

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卓球 WTTチャンピオンズ横浜(8月4日〜9日、横浜BUNTAI)

世界ランク3位の張本美和選手が世界5位中国の陳幸同選手を4−2(13−11、11−7、9−11、11−9、1−11、11−7)で下し、優勝を飾りました。

日本開催の国際大会。この日は準決勝で世界6位中国の王芸迪選手を破り、決勝に勝ち上がりました。前回大会優勝の陳幸同選手に対しては、国際大会では過去3勝2敗。直近では2月のアジアカップ準々決勝で張本選手が4−1で勝利しています。

第1ゲーム、競り合う中、10−8から相手の連続ポイントで同点へ。10−11と逆にゲームポイントを握られますが、得意のバックハンドもさえわたり、3連続ポイントで先取しました。

第2ゲーム、バックの打ち合いとなる展開が増える中、打ち負けず。ポイントを先行し、最後は張本選手の深いレシーブに相手がミスして2ゲーム連取となりました。

第3ゲーム、今度は先行を許して5−10とゲームポイントを握られる中、フォアハンドで逆サイドをノータッチでエースを奪取。3点差となり、相手もタイムアウトを使います。その後も1点差まで追い上げますが、このゲームを落とします。

第4ゲーム、このゲーム接戦となる中、8−8からラリーの応酬から強烈なバックハンドで得点。続くポイントでは回り込んでからのフォアハンドでも得点を奪います。ゲームポイントを握りますが、1点を返され10−9としたところで今度は張本選手がタイムアウトを要求。大事なポイントを前に間を置いた張本選手は相手のチキータレシーブを強烈なバックハンドで返し、3ゲーム目を奪いました。

王手をかけた張本選手ですが、第5ゲームはいきなり5連続失点のスタート。その後も追い詰められた相手の反撃を止められず、大差で落とします。

迎えた第6ゲーム、序盤から浮いたボールを強烈なバックハンドで決めると、今度はバックハンドで鮮やかにストレートを抜くなど序盤に先行。陳幸同選手も首をひねる様子がありました。その後一時追いつかますが、最後は突き放しました。

場内インタビューでは、「今日は準決勝、決勝と2試合を通して、今までの中で一番よかった日かなと思います」と話し会場から大きな拍手。「7ゲームマッチを2試合戦うこと自体があまり経験したことがなくて不安もあったんですけれど、目の前の1試合に集中してという気持ちで挑んで、今日はファンの皆様の声援で勝つことができました。ありがとうございました」と感謝を込めました。

また、「昨年はここで負けてから必ず来年は1試合でも多く試合がしたいというのを目標にしていた。まさか優勝できると思っていなかったんですけれど、地元の日本で開催する大会で優勝するっていうことは大きな意味があると思いますし、いつも応援してくださる皆様の前で優勝を届けることができて、本当にこれ以上の幸せは無いなと思います」と熱い思いを語りました。

このあとは兄の張本智和選手が決勝で韓国のオ・ジュンソン選手と対戦。兄妹優勝に期待がかかりますが、「もちろんお兄ちゃんと一緒に優勝したいという気持ちもありますけれど、それを実現させるためには自分が頑張らないといけない。まずは自分が優勝できてよかった。何も考えずにプレーしていただきたいですし、このあとは全力で応援したい」と話しました。

▽準決勝
張本美和 4−2 王芸迪(中国)
陳幸同(中国) 4−1 蒯曼(中国)

▽決勝
張本美和 4−2 陳幸同(中国)