中国発“格安AI”に世界が衝撃 「Kimi K3」米国産に迫る 日本の進むべき道は

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中国の新興企業が開発した最新のAIモデルが、世界を揺るがしています。

7月、中国上海で開催された「世界人工知能大会」で、中国の新興企業「ムーンショットAI」が開発した“Kimi K3”のブースがひと際にぎわっていました。

性能の指標となるパラメーター数は2.8兆で国内のライバルでもある「ディープシーク」を上回り、誰でも改良を加えられるオープンソースモデルとしては過去最高レベルだといいます。

アメリカの調査会社が実施した能力テストでも「アンソロピック」や「オープンAI」の最新モデルに迫るスコアを獲得。
さらに低コストで利用できる点なども注目され、“Kimi K3”が発表された7月17日のニューヨーク株式市場は、AIや半導体関連株が売られる事態となりました。

中国のAI開発をめぐっては、ネット通販大手の「アリババグループ」や新興企業の「ディープシーク」も、最新のAIモデルを発表するなど国内の競争が激化しています。

政府も国家の重要戦略と位置付けていて、2030年までにAI関連産業の規模は10兆元、日本円で約240兆円を超えるとの見通しを示しています。

こうした中、AI開発でトップを走るアメリカは“Kimi K3”について「アメリカ企業の技術を不正取得した」と非難。

9月には習近平国家主席の訪米を控えるなか、米中の覇権争いは激しさを増しています。