7月18日、「東北超」のスタジアムの外に設けられた「延辺大市場」で、餅つき体験をする観光客。(長春=新華社配信)

 【新華社長春8月7日】中国で近年、各地の都市代表が競うサッカーリーグの人気が高まっている。今年は、省をまたぐ初の都市サッカーリーグ「東北地区都市サッカーリーグ(東北超)」が始まり、遼寧、吉林、黒竜江3省と内モンゴル自治区の計8都市の代表チームが競い合っている。

 吉林省延辺朝鮮族自治州延吉市で行われた延辺代表と大連代表の試合には、大連から200人以上が観戦に訪れた。スタジアムの外では、朝鮮族の伝統的な餅やスケソウダラなど地元の特産品を販売する「延辺大市場」が開かれ、朝鮮族の伝統技法を紹介するコーナーでは、剪紙(せんし=切り絵細工)や鉄工芸、キムチ作りなどが披露され、多くの観光客が見学や体験、買い物を楽しんだ。

 大連から家族で訪れた王宇(おう・う)さんは「チームを応援するとともに、この機会に延吉の街をゆっくり見て回りたいと思い、早めに来た」と話した。試合観戦に加え、延辺の料理や朝鮮族の民俗文化も楽しんだという。

7月18日、「東北超」のスタジアムの外に設けられた「延辺大市場」で、剪紙(せんし=切り絵細工)を取り入れた衣装作品を披露する女性たち。(長春=新華社配信)

 延辺では「東北超」の観戦チケットの半券を提示すると、飲食、宿泊、交通、観光施設、買い物、ショーの観覧などで割引を受けられる。王さん一家はこの優待を利用し、1人当たり約300元(1元=約23円)の入場料を節約できたという。

 同自治州の胡福君(こ・ふくくん)副州長によると、優待は100以上の店舗と30以上の観光施設で利用できる。オンライン旅行大手、同程旅行のデータでは、「東北超」の開催期間中、延辺の観光施設の予約者数は前年同期比62%増、予約件数は36%増となり、ホテルも予約者数が32%、予約件数が28%それぞれ増加した。(記者/邵美蒅)