「ドン底は脱した」と思っていたが…清水良太郎さんが発していた、過去にもあった“SOSサイン”
子どもに会えない寂しさ
ものまねタレント清水アキラ(72)の三男でタレントの清水良太郎さんが都内の自宅マンションで亡くなっていたことがわかった。享年37。
現場の状況から自殺の可能性が高いとみられる。詳しい死亡日時は分かっていない。
関係者によると8月1日、良太郎さんと連絡が取れなかったマネジャーが自宅を訪れたところ、倒れているのを見つけ119番。その後、死亡が確認された。遺書は見つかっていないという。
良太郎さんは’06年にNHK大河ドラマ『功名が辻』で俳優デビュー。’11年には父・清水アキラの背中を追ってものまねにも進出した。
しかし、その後はトラブル続きで’17年2月に“闇カジノ”への出入りが発覚し、9ヵ月間芸能活動を自粛。その間の同年10月に覚醒剤取締法違反(使用)の容疑で逮捕され、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。
「このときはアキラさんが自宅前で取材に応じ『バカ野郎としか言いようがない』と号泣。反省を促すために保釈金を支払わなかったことは語り草となっている」(スポーツ紙芸能担当記者)
良太郎さんは’16年に一般女性と結婚し一児をもうけたものの、’21年に妻への傷害容疑で逮捕。以降、別居状態で
「子どもに会えない寂しさを抱えていた」(芸能プロ関係者)
という。
良太郎さんの死去にアキラは所属事務所を通じてコメントを発表。
〈親子でコンサートをさせていただき、良太郎の歌声を聴くのが何よりの幸せでした。思いやりがあって、とても優しい子でした。元気が一番の親孝行と思っておりましたが無念でなりません〉
と胸中を記した。良太郎さんとは6月に親子コンサートに出演したばかり。ステージ上では笑顔で掛け合う姿も見られただけに、突然の訃報には衝撃が走っている。
「一時期、断絶していた親子関係も修復し、マスコミの前に親子で出てくることもありました。少なくともドン底だった4、5年前に比べて、良太郎さんの人生は好転していたはずでしたが……」
そう本誌の取材に語るのは良太郎さんを知る人物だ。
YouTubeや路上ライブも
4〜5年前はちょうど妻への傷害容疑で逮捕された直後。同人物によると
「当時の彼は自暴自棄になっていて手がつけられなかった。死をほのめかすこともあった」
という。
これについては、’23年6月に配信されたユーチューブチャンネル『街録ch〜あなたの人生、教えて下さい〜』で本人自ら語っている。
当時、ゴキブリ駆除業者として働いていたが、退職。脱力感から、良太郎さんは
〈もうダメだと思って。(京急の)三崎口に行こうと思ったんですよ〉
と行動を起こそうとしたという。
しかし、途中の川崎駅で下車。そこで男性2人組が路上ライブを行っているのを見て勢いそのままに1人でカラオケボックスへ行き、酒を大量注文し、歌いまくったという。
カラオケを堪能した良太郎さんは知人に店内から写真付きで「大丈夫だよ」とメール。当時、良太郎さんは知人らに「今までありがとう」と意味深なメールを送っていたという。
すると、知人からそのメールを入手した父アキラが、良太郎さんのいるカラオケ店を特定し、店の前で出てくるのを待っていたとか。
良太郎さんは同番組で当時を振り返り
〈親父は髪の毛ボサボサで、パジャマで。サンダルで『いやぁ、間に合ったわ』って。(迎えの車に乗ったら)ホッとして泣きじゃくりました〉
その後、車内でアキラから励まし続けられたという。前出の良太郎さんを知る人物の話。
「アキラさんも息子の危うさを察知していたから、パジャマのままカラオケ店に駆け付けたのでしょう。その後、アキラさんの尽力もあり良太郎さんはユーチューブチャンネルを開設したり、路上ライブを行ったりしていた。’23年5月には話題の格闘技イベント『ブレイキングダウン』にも出ました。アキラさんとの親子コンサートも盛況で『ドン底は脱した』と誰もが思っていたのですが……」
知人によれば、良太郎さんは精神的に不安定になると外部との連絡をすべてシャットアウトする傾向があるという。4、5年前の危機的状況の時も良太郎さんは知人や家族の電話を一切無視していた。そして今回も……。
良太郎さんは街録chの最後で
〈もっと自分の力でメディアに出ていって、もう1回売れて、自分の好きなモノマネの素晴らしさを伝えたい〉
と宣言していた。しかしその夢は永遠に叶うことはなくなってしまった――。
