スペイン領の飛び地へ…モロッコ移民約6万人か スペイン政府は軍隊派遣し沈静化へ
モロッコからスペイン領の飛び地へ大量の移民が押し寄せている問題で、イギリスBBCなどによりますと、その数がおよそ6万人にのぼったということです。
北アフリカにあるスペイン領の飛び地・セウタに隣接するモロッコから押し寄せている移民について、イギリスBBCは地元当局の話としてその数がおよそ6万人にのぼり、これまでに43人が死亡したと伝えています。未成年が少なくとも7000人に達するということです。
セウタの人口はおよそ8万4000人で、その7割を超える数の移民が一気に押し寄せたことで、現地では混乱が続いています。この事態を受けスペイン政府は軍隊を派遣するなどし、沈静化を図っています。
移民が大量に流入する背景には、スペインの最高裁判所が7月、セウタなどを目指す移民を拘束しても、ただちにモロッコに送還できないとする判決を出したことが影響しているとみられています。