KRY山口放送

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化学メーカーの日本ゼオンがタイヤの原料をナフサからではなく、植物由来のエタノールからつくる国内初の実証設備を周南市に完成させました。

周南市の徳山工場で開かれた竣工式には日本ゼオンや共同研究を行う横浜ゴムの関係者らおよそ50人が出席し、テープカットで完成を祝いました。

プラントは、日本ゼオンが総事業費およそ94億円をかけて建設したものでタイヤなどに使われる合成ゴムの主原料「ブタジエン」をトウモロコシや糖蜜を原料とした植物由来などのエタノールから高効率で作る技術を実証します。

本格的な量産に向け、製造方法や品質などを確認する大規模な試作設備となっています。

日本ゼオン・中村昌洋部門長
「GX分野の大一手となるこのプロジェクト。これがきちんと進んでいくことが 我々の第二、第三のテーマの推進にもつながっていくと思いますので、 そういった意味で非常に大きな期待をしています」

日本ゼオンではこの設備で作ったブタジエンを使って合成ゴムを試作し、横浜ゴムはそのゴムを使ったタイヤの試作や走行試験を行う予定です。

そして、2030年までに実用化に必要な技術を確立し、2034年の事業化を目指す方針です。