県立病院機構の昨年度決算は4億円超の黒字 県の運営費負担金は6億円増の25億円超に
防府市の県立総合医療センターを運営する県立病院機構は、昨年度の決算が4億円余りの黒字になったと公表しました。
ただ、県からの運営費負担金は前の年度より6億円以上増えています。
これは県庁で開かれた県立病院機構の評価委員会で報告されたものです。
2024年度までは2年連続で実質赤字でしたが、昨年度は4億1800万円の黒字となりました。
この中には、県が運営費負担金として病院機構に支出した25億9200万円が含まれています。
県は増額の理由について「赤字を回避させるためではない。民間病院には担えないへき地や救急、感染症医療にかかる物価・人件費の上昇を反映したもの」と説明しています。
また県は、老朽化などを理由に県立総合医療センターを建て替える計画です。
新たなセンターは開院後5年目まで赤字、6年目以降は黒字を見込んでいます。
ただ、この試算では病床利用率を「91%」と想定している一方、昨年度の利用率は78.5%にとどまっています。
県はセンターの全面建て替えの概算事業費を当初750億円としていましたが、建設費の高騰などを踏まえ、改めて算定を進めています。
