ハルビン氷雪大世界で記念撮影する、2026国際主要メディア・ハルビンツアー活動に参加した中南米メディアの記者やインフルエンサーたち。(ハルビン=新華社記者/那宇奇)

 【新華社ハルビン7月30日】中国黒竜江省ハルビン市でこのほど、「2026国際主要メディア・ハルビンツアー」が開かれ、中南米19カ国の記者やインフルエンサー22人が参加した。一行は氷雪観光や宇宙開発、医療機器などの現場を訪れ、夏のハルビンの街並みや産業の歩みを取材した。

 ハルビン氷雪大世界の「夢幻氷雪館」に入ると、真夏の7月にもかかわらず、一面に氷と雪の世界が広がっていた。ニカラグアのテレビ局TN8のパラシオス記者は、聖ソフィア大聖堂などをかたどった氷の彫刻や、雪が舞う「雪の回廊」を見学した。

「出会い・ハルビン」ハルビンアイスショーのリンク上でパフォーマンスを披露する出演者たち。(ハルビン=新華社記者/那宇奇)

 松花江から切り出して保存した氷が使われているとの説明を受けると、「冬の氷を夏まで保存し、これほど精巧な彫刻に仕上げる技術に驚いた」と話した。

 ハルビン工業大学の航天館では、フォロワー約800万人を持つボリビアのインフルエンサー、アレックスさんが宇宙飛行士になりきり、ゆっくりとした大きな動きで「ムーンウォーク」を披露した。火星環境を再現した展示を背景に、中国の宇宙開発を紹介する動画も撮影した。

22日、ハルビン工業大学航天館で衛星「東方紅1号」の展示品を見学しながら、携帯電話で関連資料を調べる記者ら。(ハルビン=新華社記者/張曦月)

 医療機器メーカー、ハルビン思哲睿智能医療設備では、エクアドルのジェニファー記者が手術支援ロボット「康多」の操作に挑戦した。操作台からロボットアームを動かし、スポンジをつかみながら、胸部や腹部、骨盤の手術を模擬体験した。

 ジェニファーさんは「実際に見た中国の医療技術を、エクアドルの人々にも伝えたい」と語った。

 「康多」はこのほど、ハルビンとエクアドルの医療チームをつなぎ、中南米で初めてとなる太平洋を越えた遠隔ロボット手術を行った。両地は1万キロ以上離れている。

22日、手術支援ロボット「康多」のシミュレーターを操作し、低侵襲手術を模擬体験する、エクアドルのジェニファー記者。(ハルビン=新華社記者/張曦月)

 夜には、松花江沿いで開かれた市民音楽イベントにも参加した。記者らは地元の人たちに誘われ、一緒に踊りながら夏の夜のにぎわいを楽しんだ。

 「またハルビンに来たいか」と聞かれたアレックスさんは、「もう帰りたくなくなった」と答えた。「美しい景色だけでなく、人々の温かさも忘れられない。ハルビンの人たちには、何もないところから新しいものを生み出す力がある」と話した。(記者/張曦月)

22日、「魅力あふれるハルビンの夏」市民音楽カーニバルの関連文化活動に参加し、演者と共に踊る海外メディアの記者。(ハルビン=新華社記者/那宇奇)