中国企業のCXMTはPC用のDDR5メモリを生産しており、複数のメモリモジュールメーカーがCXMT製チップの採用を進めています。新たにCXMT製チップを搭載したメモリモジュールの販売価格が明らかになりました。

Chinese CXMT DRAM doesn't look like the budget savior many were expecting - new modules enter the market, but prices still track the big three | Tom's Hardware

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PC向けメモリモジュール自体は多様なメーカーから販売されていますが、メモリチップは「Micron」「Samsung」「SK hynix」の3社によって製造されています。このうちMicronは個人向けのメモリチップの製造を停止しています。

メモリの供給不足と高騰が続く中で注目されているのが中国企業のCXMTです。CXMTは2016年に創設されたメモリメーカーで、すでに複数のベンダーがCXMT製DDRメモリをテストしていることが報じられています。2026年7月にはMSIがCXMT製メモリに対応するベータ版BIOSをリリースしたほか、ASUS製マザーボードでCXMT製メモリが動作したという情報もあります。

MSIが中国製DDR5メモリ向けのベータ版BIOSをリリースしDDR5-8200での動作が可能に、CXMTがMicron・Samsung・SK hynixに代わる選択肢となるか - GIGAZINE



新たに、PC愛好家の@harukaze5719氏が中国の大手オンラインストアで販売されているCXMT製DDR5メモリチップ搭載メモリモジュールのスクリーンショットをXに投稿しました。スクリーンショットを見ると、64GBのDDR5-5600メモリモジュールが1万8999元(約45万8900円)で売られています。このメモリモジュールはサーバーやワークステーション向けのECCメモリなので、PC向け製品より高めになっている模様。



「64GB」「DDR5-5600」「ECCメモリ」という同一条件の場合、SK hynix製メモリは1万8595.91元(44万9100円)です。



Samsung製メモリも1万8595.91元(44万9100円)です。サーバー向けECCメモリの場合、CXMTはSamsungやSK hynixより安くはならず、むしろ少し高い価格で売られているというわけです。



上記の価格はあくまでサーバー向けメモリの価格なので、PC向けメモリの価格がどの程度になるのかは不明。また、例え安価でないとしても、市場に出回るメモリの量は確実に増えることとなります。