ロキソニンSなど、薬剤師不在でも購入可能にする検討…軽い症状に市販薬で対応するセルフメディケーション進展期待
厚生労働省は、解熱鎮痛薬のロキソニンSなどの市販薬について、薬剤師が不在でも購入を認めるかの検討を29日の有識者会議で始める。
認められれば、夜間や休日の購入がしやすくなり、症状が軽い場合に「セルフメディケーション」が進むと期待される。
医師の処方箋なしにドラッグストアで購入できる市販薬は、一般用医薬品と呼ばれ、飲み合わせや副作用のリスクに応じて1〜3類に区分されている。1類は薬剤師による販売が義務付けられ、2、3類は都道府県の試験に合格した登録販売者でも販売できる。1類は、薬剤師が勤務する時間帯にしか買えない不便さがある一方で、区分見直しの検討機会が少ないという指摘があった。
厚労省は今年度、企業や団体、学会、消費者などからの要望を基に区分の見直しを検討する仕組みを導入。要望を受けると、重い副作用が起きていないか、患者が適正に使用できるかなどを検討し、問題がなければ、区分を変更する。
これまでに、ロキソニンSや胃腸薬のガスター10、それぞれと同じ成分を持つ市販薬を、1類から2類に変更するよう求める要望が寄せられている。厚労省は29日にロキソニンSや同成分の区分の変更に関して議論する。その後、他の品目も検討していく予定だ。

