投資アドバイザーの鳥海翔氏が、YouTubeチャンネル「鳥海翔の騙されない金融学」にて「投資する人としない人の差はなぜ広がるのか?AIが物価と世界経済を変える2035年の未来について解説します!」と題した動画を公開した。動画では、下落傾向にある半導体株の今後について解説し、「半導体株はめちゃくちゃ上がる」と力強く断言している。

鳥海氏は、孫正義氏の講演を基に、半導体株が上昇する理由を説明。2040年頃には、AIが人間の指示を待たずに自ら考えて動く「ASI(人工超知能)」へと進化すると語る。このASIは「人間の1万倍賢い」とされ、1冊の本を読んだ人間に対して、1万冊を読んで理解した状態に相当するという。

さらに、2040年には100兆個のAIエージェントと10億台の人型ロボットが稼働すると予測。24時間稼働できるロボット1台は人間10人分の労力に匹敵し、「100億人分の労力がそこに生まれる」と指摘する。これにより、AI関連の経済規模は年間7000兆円に達し、600年以上の歴史を持つ世界最大の金融サービス産業を、わずか15年で追い抜くという驚異的なスピード感を示した。

しかし、この未来を実現するためには、日本の全原子力発電所が総動員で発電できる電力の90年分にあたる「3テラワット」の電力や、日本の国家予算の7~8倍にあたる莫大な追加投資が毎年必要になる。その結果、電気や水、土地などのインフラがAIに奪われ、強烈なインフレが発生すると警鐘を鳴らす。

鳥海氏は、このインフレや格差拡大への唯一の対策として「半導体株を持つこと」を提案する。AIを使えない人がどんどん損をしていく未来において、目先の株価の上下に一喜一憂するのではなく、5年後や10年後の世界を見据えて賢く投資を続けることの重要性を説き、動画を締めくくった。