テレビ信州

写真拡大

400キロを超えるみこしが町を転がる…。木曽郡木曽町で23日、“天下の奇祭”とも言われる「みこしまくり」が開かれ、今年も熱気に包まれました。

「そうすけ!こうすけ!」

逆さになったみこし。そこに、担ぎ手が乗り…。

「ガタン」「よーし」

掛け声と共に転がされました。木曽町で開かれた町内の水無神社の例大祭「みこしまくり」。

「転がす」を意味する「まくり」の名の通り、400キロを超えるみこしを転がしながら町内を巡ります。

言い伝えによりますと、木曽の「惣助」と「幸助」の2人が飛騨からご神体を運ぶ途中、県境の峠でみこしが転がり落ちたものの、無事に木曽へ運ぶことができました。

これにならって、「惣助」と「幸助」の勇ましい掛け声とともにみこしが転がされるのです。

「そうすけ!こうすけ!」

祭りのクライマックスは、みこしが縦に転がされる「縦まくり」。

「そうすけ!こうすけ!」
「おーー」

千葉から
「もう最高、感動です」
愛知から
「縦に回るときすごく大きい音がして、迫力があってすごくいいと思います」
東京から
「おみこしのかけらもいただいたので大切にしたいと思います」

午後10時すぎ。みこしが壊れ、幕を閉じた「みこしまくり」。

水無神社 水交会原敏明会長
「木曽にとっては夏の風物詩、昔からの地元のお祭りで、見物に来てくれた人も喜んだだろうし、私たちも楽しいお祭りになった」

豪快にみこしを転がす木曽の伝統。受け継がれてきた奇祭が、今年も真夏の夜を沸かせました。