山形放送

写真拡大

水の供給の安定化や経営基盤の強化を図ろうと、長井市と白鷹町、それに飯豊町が13日、水道事業の統合に向けた覚書を締結しました。

長井市役所で13日行われた締結式には、長井市の内谷市長、白鷹町の田宮町長、それに飯豊町の嵐町長らが出席し、覚書を締結しました。

内谷重治長井市長「近年の気候変動による自然災害などの影響で水源に苦慮している白鷹・飯豊から長井市の水利用を求める切実な要請があった」

白鷹町では2025年4月、浄水処理後の水に国の基準値を超えるにごりが確認され、およそ4000軒が一時断水となったほか、飯豊町でも浄水施設の老朽化が進んでいます。
水道事業の統合により、長井市の豊富な地下水の利用や、施設の維持管理コストの削減により人口減少の中でも水道料金の値上げ抑制につながることが期待されています。

長井市上下水道課 渡辺恵子課長「具体的な協議制度の中身についてはこれからという段階。まずは県で策定する基盤強化計画を1市2町で最も効果的なものにできるよう協議していく」

1市2町は今後、事業統合の課題や効果を盛り込んだ基盤計画の策定をことし9月までに県に依頼する予定です。計画策定には1年半ほどかかると見込まれています。県によりますと、県内では鶴岡・酒田・庄内・三川の2市2町がすでに水道事業を統合しています。