自身初のW出場となった中村。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 北中米ワールドカップに出場した日本代表のMF中村敬斗が7月10日、フジテレビ系の朝の情報番組『めざましテレビ』に生出演し、自身初となった大舞台を振り返った。

 日本代表は現地6月29日に行なわれたラウンド32で、南米の強豪ブラジル代表と対戦。29分に佐野海舟のゴールで先制すると、その後も優勝候補を相手に粘り強く戦った。しかし、1−1で迎えた終了間際に痛恨の失点を喫し、1−2で逆転負け。決勝トーナメント初勝利にはあと一歩届かなかった。

 番組では、幼少期から憧れ続けたブラジル代表のレジェンド、ロナウジーニョへの思いを明かした。

「ロナウジーニョ選手は小さい頃の僕のスターで、毎日、映像を見て足技やフェイントを真似していました」

 2006年、当時5歳だった中村は、ブラジル代表の背番号10としてプレーするテクニシャンの華麗なプレーに魅了されたという。
 
 その憧れの存在が、運命のブラジル戦をスタジアムで観戦していた。ただ、25歳アタッカーは試合中には気付いていなかったようだ。

「その時は気が付かなかったんですけど、試合終わってSNS開いた時に来ていたんだなと気が付いた」

 憧れのスターが見守るなかでブラジル代表と対戦した心境を次のように語っている。

「そもそもワールドカップでブラジル代表と試合ができるというのは最高の舞台だと思う。夢のような舞台。だからこそ勝ちたかったというのはあります」

 あと一歩で歴史的勝利を逃したブラジル戦には、「ブラジル戦も勝てなかった試合ではなかったと思うので、本当にあとは細かい部分を突き詰めていくしかないと思います」と悔しさをにじませた。

 また、自身初出場のW杯で得た経験については、「僕にとって初めてのワールドカップだったので、そういう空気感だったりワールドカップがどういう大会かというのは感じることができた。次の大会に向けて良い経験になった」と振り返る。

 4年後の次回大会では29歳となる中村。それでも成長への意欲は尽きない。

「自分は29歳になる。サッカー選手としては若い年齢ではないんですけど、でも経験が大事になってくると思うので、大舞台でどれだけ強くいれるかが大事だと思う。この4年間、より高いところに自分の身を置いて、成長していきたいと思います」

 幼い頃に憧れたロナウジーニョが見つめる夢舞台で、世界屈指の強豪ブラジルと渡り合った中村。その経験を糧に、4年後のリベンジへ歩みを進めていく。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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