【高校野球】沼津商のプロ注目捕手・後藤幸樹、初戦敗退に涙止まらず 4打点マークも届かず「日本を代表して活躍できるような選手に」
◆全国高校野球選手権静岡大会▽1回戦 沼津商5―6磐田西(5日・島田球場)
1回戦の残り21試合が行われた。沼津商はプロ注目の2番・後藤幸樹捕手(3年)が4打点をマークするなど磐田西を猛追したが及ばず初戦敗退となった。11日には2回戦16試合が行われ、連覇を狙う聖隷クリストファーなどシード校が登場する。
沼津商の主将、後藤の涙が止まらない。「甲子園で(監督の)大久保(匡人)先生にいい思いをさせることができず、本当に悔しい」と声を絞らせた。
初回に3連続安打を許して3失点。続く2回には後藤のミスも絡み、さらに3失点を喫した。0―6になっても「誰一人諦めなかった」と語る2番打者が、その底力を見せたのは5回からだった。2死一、三塁で中越え2点適時三塁打。そして8回には中越え2点適時二塁打。「無我夢中」で突っ走り、計4打点をたたき出した。それでもあと1点届かなかった。
「(最初は)皆、緊張してしまって自分たちの思うプレーができていなかった。6点取られて緊張がほぐれたので(打てたのは)自分の評価できるポイントかなとは思っています。自分が打って勝たせたい思いでした」
短すぎる夏だったが、NPB11球団が視察した「走攻守」の能力の高さは見せることができた。「これからは沼津商の看板を背負って、日本を代表して活躍できるような選手になりたいです」。この日の悔しさを忘れず、夢へまい進する。
(甲斐 毅彦)

