北中米ワールドカップで評価を上げた中村(中央)。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 英公共放送『BBC』は先日、日本代表の中村敬斗にプレミアリーグの複数クラブが関心を寄せていると報じた。古豪エバートンとボーンマスが問い合わせし、フルアムも前向きと伝えている。

 BBCは中村の「端正なルックス」を取り上げ、商品価値が高く評価されていると報道。商業的な面からも、獲得を目指すクラブにとってメリットがあると」伝えている。

 これを受け、エバートン専門サイト『Goodison News』は、「エバートンのナカムラ獲得の動きは、新たなレベルの商業的機会をもたらすかもしれない」と、クラブがアジア市場で存在感を高めるのに役立つとの見解を示した。

「アジアでの知名度を大きく高める可能性があり、それはグッズ販売や世界的知名度の拡大につながる。ナカムラの商業的価値を考えれば、近年のエバートンで最高のビジネスとなるかもしれない」

 同メディアは「ジャック・グリーリッシュも加われば、エバートンはすでに左ウイングが豊富な状況となる」と指摘。そのうえで、「だが、財政面でのインパクトは、ピッチ上でデイビッド・モイーズ監督のチームにもたらすよりも大きな価値となるかもしれない」と続けている。

「エバートンはアジア市場で人気を得るのに苦労してきた。だが、これが足がかりとする機会になる。アジア屈指の国で最も見られるプレミアリーグクラブのひとつとなるかもしれない」

「エバートンはライバルたちに後れを取っていたが、ブランディングや世界におけるアピールという点で大きく追いつくための助けとなる可能性がある」
 
 もちろん、選手にとってまず大事なのはピッチでのパフォーマンスと、それに対する評価だ。一方で、利益を大きく高める可能性がある取引が、クラブにとってより魅力的であることも否定できない。

 北中米ワールドカップのオランダ戦で鮮やかなでゴールを決めるなどインパクトを残し、さまざまなクラブの興味を引きつけつつある中村。具体的な動きはあるのか、進展が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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