「日本は称賛に値するばかり」最多優勝国を苦しめた日本代表にブラジルの伝説V戦士が賛辞「戦術的な規律は見事だった」【W杯】
セレソンで頂点を極めた男は、森保一監督が率いたサムライブルーに好感を覚えたようだ。そしてだからこそ、その日本を相手に逆転勝利を収めた後輩たちを称賛している。
北中米ワールドカップのラウンド32で、ブラジルは日本に2−1で勝利した。前半に佐野海舟のゴールでビハインドを背負ったが、後半に戦術を変更。カゼミーロのゴールで追いつくと、終了間際にガブリエウ・マルチネッリの決勝点で試合をひっくり返した。
「技術で勝つ試合とハートで手に入れる試合がある。ブラジル対日本は後者だ。激しく難しい試合だった。この上なく整備された、世界最強のひとつを苦しめられる相手との対戦だった。だからこそ、ブラジルの勝利はさらに価値がある」
ブラジルをたたえるカフーだが、それは日本の実力を認めたからこそだ。かつてローマで中田英寿氏とスクデットを獲得した名SBは、「日本は称賛に値するばかりだ」とも話している。
「近年この上なく成長した国で、素晴らしい仕事文化を持つ。チームはほぼ完璧にシンクロして動き、戦術的な規律は見事だった。これほどの相手との対戦では、大変な集中や苦しみに耐えることが必要となる。そしてブラジルは成熟ぶりをもってそれをやってのけた」
日本を評価しているだけに、カフーは「彼らのように整備されたチームとの対戦で、偶然の勝利は存在しない」と、ブラジルを称賛。「時間があまり早く過ぎているかのようなときでも、自信を持ってゴールを目指した。これが、世界が称賛するブラジルだ。決して満足せず、常にゴールは決まると信じ、最後の最後までファイトする」と続けた。
「大きな大会はこういう試合で決まることがしばしばだ。常に相手を支配することはできない。だが、すべてが難しくなっているときでも勝つ方法を見つける必要がある」
「このチームが技術的なクオリティに組織力、このレベルのフィジカルを結びつけ続ければ、大きな自信をもって未来を見ることができるだろう」
日本を攻略したカルロ・アンチェロッティ率いるブラジルは、頂点にたどり着けるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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