「ヤー!×パワー!」は「移動×食」の二刀流に通じる!? Rocket NowとGOの提携で始まる「乗っトク、食っトク。」プログラムとは?
Rocket NowとGOが提携した狙い
タクシーアプリ「GO」とフードデリバリー「Rocket Now(ロケットナウ)」が提携し、新サービス「乗っトク、食っトク。」プログラムを2026年6月29日に開始しました。
配達料・サービス料ゼロ、店頭同価格を掲げる「Rocket Now」と、全国47都道府県で展開する「GO」の連携により、日常の「移動」と「食」を組み合わせる新たなサービスです。6月29日に都内で行われた提携発表会の内容をもとに、提携の狙いとユーザーに届く具体的なメリットを整理します。
【画像】「ヤー!×パワー!」でおなじみのきんに君が登場! 提携発表会の様子をみる(35枚)
発表会では、まず「Rocket Now」を運営するCP One JapanのCEO、ジョシュ・チョウ氏が登壇。「Rocket Now」の背後にあるテック企業「クーパン(Coupang)」のグローバル事業展開と、同社が一貫して重視する「品ぞろえ・低価格・利便性」へのこだわりを紹介しました。
オンラインフードデリバリーは、かつて便利さの代わりに高い配達料やサービス料、店頭より高い価格が一般的でしたが、「Rocket Now」は2025年1月のサービス開始以来、配達料・サービス料ゼロ、店頭同価格というトレードオフの解消を掲げています。
アプリは累計700万ダウンロードを突破し、2025年の「ベストフードデリバリーアプリ」に選出されるなど、消費者の支持を獲得しています。
一方、タクシーアプリ「GO」の運営会社GOの中島宏社長は「全国47都道府県で展開、累計3500万ダウンロードという規模感から、車両カバー率・利用率ともに『圧倒的なポジション』を確立している」と説明。
EV充電、自動運転、物流など、モビリティーの総合インフラへと領域を拡大する同社の姿勢と「移動で人を幸せに」というミッションを語りました。両社のプレゼンテーションからは、日常生活の基盤を担うインフラとして「食」と「移動」の連携を目指す両社が見えてきます。
乗れば割引、食べればステータスアップ
提携内容は次の通りです。「GO」を利用してタクシーに乗車すると、「Rocket Now」で使える20%オフクーポンが付与されます。会員種別による制限はなく、追加登録やサブスクリプションへの加入も必要ありません。

また、「Rocket Now」で注文すると、その利用実績が「GO」の会員ステータス向上にも反映されます。
「GO」の会員ステータスは「スタンダード」から始まり、「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「サファイア」「エメラルド」へと段階的にランクアップする仕組みです。利用頻度に応じて、タクシーの利用時にさまざまな特典を受けられるようになります。
今回の提携によって、フードデリバリーの利用が「GO」の会員ステータス向上にもつながり、日常的に両サービスを利用するユーザーにとって、利便性の向上が期待されます。
「Rocket Now」では、「普段通りに利用するだけで自然に特典を受けられる体験」を重視しており、煩雑な手続きや追加費用は不要です。ユーザーはいつも通りに注文・乗車するだけで、それぞれのサービスの特典を受けられる仕組みとなっています。
なかやまきんに君も「移動×食」の二刀流
スペシャルゲストとして登壇したのは、お笑い芸人のなかやまきんに君です。特製タクシーに乗って登場するという演出で会場を沸かせました。

きんに君は今回の提携について「移動と食、2つのテクノロジーが一つになった“二刀流”のサービス」と表現。さらに、自身も26年間、「ヤー!」と「パワー!」の“二刀流”で活動してきたとして、「だから呼ばれたんですね」と自ら納得した様子を見せ、会場の笑いを誘いました。
また、きんに君は「Rocket Now」と「GO」の両アプリを日常的に利用しているとして、「2つが一つになるのはすごくうれしい」と、移動と食がシームレスにつながることで、より便利なサービスになることへの期待を語りました。
両社が目指すのは、特別な日に利用するサービスではなく、日常生活に自然と溶け込む新しいライフスタイルです。仕事帰りに家族の食事を注文したり、友人との食事の前後にタクシーを利用したり、子どもの送迎と夕食の手配を並行したり――。そんな日常のさまざまなシーンで、「食」と「移動」がよりスムーズにつながる活用シーンが紹介されました。
両サービスの利用者に新たな価値を
今後の展望について「GO」の中島宏社長は「顧客価値の向上と利用拡大」を通じて、同社が掲げる「日本を動かす社会インフラ」というビジョンの実現を目指すと説明しました。

一方、「Rocket Now」のダニエル・ジャラミロGMは、700万超のダウンロード数を持つ「Rocket Now」と、3500万超のユーザー基盤を持つ「GO」が連携することで、両サービスの利用者に新たな価値を提供できるとの考えを示しました。

