ベンチで終戦を迎えた久保。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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[北中米W杯ラウンド32]日本 1−2 ブラジル/6月29日/ヒューストン・スタジアム

 日本代表は現地6月29日、北中米ワールドカップのラウンド32で強豪ブラジルと対戦。1−2で逆転負けを喫し、5度目の挑戦でまたしても決勝トーナメント初勝利を逃した。

 オランダとの初戦で左膝を負傷し、リハビリを続けてきた久保建英はベンチ入りをしたものの、欠場。再びピッチに立つことなく、大会を終えた。

 2022年のカタール大会は、ドイツ戦とスペイン戦で先発したものの、守備のタスクに追われ、ともに前半のみで交代。PK戦で敗れたラウンド16のクロアチア戦は体調不良でベンチ入りすらできなかった。

 25歳となって迎えた今大会は主役になるはずだったが、その4年前の90分間より少ない、オランダ戦の75分間のみで2度目のW杯を終えた。
 
 正直、「W杯の神様はなぜ彼にこんな試練を与えるのか」と思ってしまう。2025-26シーズンはハムストリングの怪我で3か月近く離脱。それでも4月に復帰し、舞台は整ったかに見えた。だが、デンゼル・ドゥムフリースタのタックルがすべてを台無しにしてしまった。もう悲劇としか言いようがない。

 長友佑都は「タケなら絶対に決勝トーナメントで戻ってくる」と話したように、チームは久保の復帰を待ち望んでいたが、ついにその機会は訪れなかった。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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