[6.29 W杯決勝T1回戦 日本 1-2 ブラジル ヒューストン]

 後半に圧を強めてきたブラジル代表の攻撃を凌ぎ続けたが、逃げきることはできなかった。ディフェンスリーダーとして日本代表を支えてきたDF谷口彰悟は、「少し配置を変えてきたりとか、やり方を変えてきた中でこっちの対応が少し後手に回ってしまって追いつかれてしまった。あの辺りの修正はもう少し自分を中心にやらないといけなかったところは反省点」と振り返った。

 前半はブラジルに思うようなチャンスを作らせなかった日本。対する1点ビハインドのブラジルは後半からFWビニシウス・ジュニオールをサイドに流したほか、クロス本数を増やして大きく内容を改善させていた。谷口はそこへの対応に課題を見出した。

 その上で「ブラジル相手でも思いきってプレーできていたし、自分達の今まで積み上げてきたものを出すところは間違いなく日本が成長してきている、強くなっているという実感はある」と谷口。その一方、「世界を獲った国との差はやっぱりまだまだあるなというのは正直感じたゲームでもある。その差を埋めるために個人が、そして日本サッカー全体としてももっともっと突き詰めて上を目指してやっていかないといけないのかなと、今漠然と思っている」とも率直な思いを口にした。

 34歳で主力として臨んだワールドカップは32強で幕を閉じた。谷口は「前回大会が終わってからこの大会を目指すところで自分自身、やれることを全てやってきたつもり。この大会で日本が優勝するために貢献できるように頑張ってこられた」と4年間に胸を張りながら、チームについても「結果は残念な結果だったけれど、歩んできたプロセスややってきたことに関しては正直悔いはない」とコメント。敗戦を受け入れながら今後に向けて前を向いた。