『ポケットモンスター』ジムリーダーの年収はいくら? 地域リーダーの収入モデルを調査!
そもそも「ポケモントレーナー」は職業なのか
はじめに、「ポケモン世界」における「ポケモントレーナー」そのものについて考察します。アニメ版ポケットモンスターの「サトシ」も、数々のジムリーダーもみな「ポケモントレーナー」です。
本業が確認できるケース・できないケース
「ポケモントレーナー」が職業であるかどうかという点については、「本業が確認できるケース・できないケース」で判断が分かれそうです。
アニメ版サトシのようにポケモンバトルの旅のみをしている場合、「純粋なポケモントレーナー」といえるのではないでしょうか。一方、トレーナーの中には「ふなのり」「でんきやのオヤジ」など、明らかに本業があると推測される人々もいます。そのため、ポケモントレーナーは職業というよりも、「肩書の1つ」として判断するのが自然かもしれません。
なおジムリーダーに関しても、例えばシンオウ地方の「マキシ」はプロレスラーと兼業しています。そのほかイッシュ地方の「ハチク」は俳優でもあるなど、「ジムリーダー全員がその職務に専念している」との断定は難しいかもしれません。
「ジムリーダー」を現実に換算するとどんな職業になるのか
ジムリーダーになるきっかけは、世襲(カントー地方のキョウ→アンズなど)や前任者と関わりによるもの(ホウエン地方のミクリ→アダンなど)などケースバイケースです。
「ポケモン」の世界で行政の関与を示唆する場面が登場するのは基本的にまれであり、ジムリーダーの社会的な立場も明確に示されてはいません。
作品の世界観としてポケモンバトルの実力が重要視されている点から、今回は「実力を認められている人物が、行政から委託を受けて地域の統括を任されている」と仮定します。
「ジムリーダー」の収入を実際に試算すると
前記の仮定を踏まえ、
・都道府県知事クラス
・市区町村長クラス
の2パターンから、ジムリーダーの年収をシミュレーションします。
都道府県知事クラスだと仮定するとおおむね月収100万円以上
総務省が実施している「令和7年地方公務員給与実態調査」から、都道府県知事の平均給料月額を参照すると、おおよその自治体で100万円を超えています。
100万円を下回っているのは北海道(96万6000円)・秋田県(96万8000円)・東京都(73万8000円)・石川県(91万円)・兵庫県(93万8000円)の1都1道3県のみとなりました。なお、最も高額なのは埼玉県(142万円)です。
以上から、ジムリーダーが「都道府県知事」と同等の立場であれば、おおむね月収は100万円前後、年収は1200万円前後と推測できます。
市区町村長だとおおむね月収70~80万円
同じく「令和7年地方公務員給与実態調査」から市区町村長の平均給料月額を参照します。
この場合は自治体の規模によって変動がみられ、政令指定都市であれば月収100万円以上の自治体が中心です。政令指定都市において100万円以下となっているのは名古屋市(50万円)・堺市(83万3000円)の2市のみであり、最も高額なのは横浜市(159万9000円)です。
それ以外の市区町村では、70~80万円程度がボリュームゾーンとなっています。
以上から、ジムリーダーが「市区町村長」と同等の立場であれば、おおむね月収は70~100万円前後、年収は840~1200万円前後と推測できます。
ジムリーダーはその町の「顔」となる重要な存在
今回は、『ポケットモンスター』世界におけるジムリーダーの年収をシミュレーションしました。「ポケモン」世界において、ジムリーダーはその町の顔となる存在です。そのため、現実の都道府県知事程度の収入があってもおかしくないかもしれませんね。
出典
政府統計の総合窓口(e-Stat)地方公務員給与実態調査(補充調査)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

