阿波市パトカー衝突・逃走事件から一週間 全員の発見に至らず住民の不安続く【徳島】
阿波市で不審車両がパトカーに衝突し、運転手らが車を乗り捨てて逃げている事件。
発生から1週間が経ちますが、未だ逃げた人物ら全員の発見には至っていません。
警察は、逃げた人物らが「トクリュウ」の一員である可能性も視野に、行方を追っています。
(記者<6月22日>)
「犯人は未だに逃走していて、小学校では、子ども達が保護者に連れられて登校しています」
6月22日、阿波市の小学校では、不安な面持ちで登校する児童らの姿が…。
(保護者)
「遊びにも気軽に行けなくなったみたいで、早く捕まって普通の日常に戻ってほしい」
6月18日、事件は県西部の静かな町で起きました…。
(記者<6月19日>)
「犯人はきのう、こちらの量販店の駐車場でパトカーに衝突した後、逃走し、一夜明けた現在も逃走中とのことです」
県警によりますと、香川県警から「不審車両」として連絡を受け、県警の追跡を受けていた車が、阿波市阿波町のショッピングセンターの駐車場に進入後、追跡していたパトカー2台と衝突しました。
車はその後も逃走を続け、約15分後、8キロほど離れた市場町の山中に乗り捨てられているのが見つかりました。
乗り捨てられた白い高級車。
発見された時は、千葉県の柏ナンバーが取り付けられいて、後に盗難車だったことが分かりました。
車内に人はおらず、警察は4人が乗っていたとみて、公務執行妨害容疑で逃げた人物らを捜索しました。
そして…。
(通報した家の住人<6月20日>)
「若い男性が玄関を叩いて、『遭難したんですけど』と」
「事件があったのは、警察から聞いていたので、玄関のドアを開けずに『遭難したなら、警察に電話したら』と母が対応した」
その後、通報を受けた警察が男を確保。
大麻成分が検出されたため、麻薬取締法違反容疑で逮捕しました。
警察は別の男も確保し、現在は任意で話を聞いています。
(警察官 <6月24日>)
「ごめんくださーい。徳島県警です」
警察は残る2人の行方を追い、付近の空き家に侵入した痕跡がないか調べるなどしているほか、範囲を広げ、現在も捜索を続けています。
一方、不審車両が最初に発見された香川県では、住宅に何者かが設置した小型カメラが見つかっています。
窃盗グループが犯行の下見の為に設置したと見られ、警察は逃げた人物らが、匿名流動型犯罪グループいわゆる「トクリュウ」である可能性も視野に、関連を慎重に調べています。
(近隣住民)
「(この辺りは)イノシシとかは出てくるが、悪さした人間が現れることはない」
「すぐつかまってほしい」
住民の不安な日々は続きます…。
