映画独自解説家の守鍬刈雄が、YouTubeチャンネル「守鍬 刈雄のお暇なら映画でも」で「また全米がバズった! #オブセッション災愛 #ホラー #守鍬刈雄 #映画 #すぐわ」と題した動画を公開した。全米で異例の大ヒットを記録しているホラー映画『オブセッション 災愛』の裏側と、若きYouTuber出身監督がハリウッドの常識を覆している現状について解説している。

守鍬氏はまず、同作が制作費およそ1億2000万円という超低予算の自主制作映画でありながら、フォーカス・フィーチャーズに約24億円で落札されたという破格の取引を紹介。メガホンを取ったカリー・バーカー監督はYouTuber出身であり、本作がデビュー作だという。

動画の中盤では、本作がたどった異例の興行推移について図解を用いて説明する。一般的な映画は公開初週の興行収入がピークとなるが、本作は公開2週目、3週目と初週を上回る記録を叩き出した。「面白かったから友達に勧める、勧められた人が見る」という理想的な口コミの連鎖により、全米興収は約240億円を突破し、同社史上最大のヒット作になったと語った。

さらに守鍬氏は、映画の内容を「主人公が好きな相手に愛されたいと願い、不思議な呪物を手に入れたことで状況が一変する」と紹介。「理想の恋愛が、やがて恐ろしい悪夢へと変わっていきます」と、その魅力を表現した。また、近年の映画業界の動向として、『トーク・トゥ・ミー』などの監督もYouTuber出身である共通点を指摘。かつては映画学校やコネが必要だった業界に、YouTubeで映像制作を学んだ若者たちが進出し、「世界的大ヒットを飛ばす時代になりました」と構造の変化を解説した。

守鍬氏は本作の成功を単なるホラー映画のヒットにとどまらず、「YouTuberがハリウッドをひっくり返した」と表現した。新しい才能がこれまでの映画業界の常識を覆していくプロセスは、読者にエンターテインメントの未来と新たな可能性を感じさせる内容となっている。