[3.19 EL決勝T1回戦第2戦 フライブルク 5-1 ゲンク]

 UEFAヨーロッパリーグ(EL)は19日、各地で決勝トーナメント1回戦第2戦を開催した。フライブルクはMF鈴木唯人が1ゴール1アシストと活躍し、第1戦の0-1敗戦をひっくり返す5-1の勝利で2戦合計5-2とゲンクを上回って8強入りを果たした。ゲンクはFW伊東純也が途中出場し、MF横山歩夢はベンチ入りしたもののトップチームデビューとはならなかった。

 1点ビハインドで第2戦を迎えたフライブルクだが、序盤から相手を押し込んでいく。前半17分には鈴木がゴールエリア内でクロスボールを引き出すもトラップが決まらなかった。それでも同19分、MFビンチェンツォ・グリフォが蹴った左サイドからのFKをDFマティアス・ギンターが頭で合わせて2戦合計1-1とした。

 前半20分にはゲンクのFWアーロン・ビブに決定的なシュートを放たれるも、GKノア・アトゥボルのスーパーセーブで凌いだフライブルク。迎えた同25分、鈴木がペナルティアーク内から右足ダイレクトシュートを放つと、相手に当たったボールをギンターが頭で折り返し、最後はFWイゴール・マタノビッチが押し込んで逆転を果たした。

 だが前半39分、ゲンクが振り出しに戻した。MFコンスタンティノス・カレサスがペナルティエリア右からダイレクトシュートを放つと、グラウンダーのボールは左ポストを直撃。この跳ね返りがカレサスのもとへ転がり、カレサスの折り返しをDFマテ・スメツが押し込んで2戦合計2-2とした。

 追いつかれたフライブルクだが後半8分、相手のミスを突いて再び前に出た。ゲンクのDFマテ・スメツがペナルティエリア内からGKトビアス・ラワルにパスを出したがややズレてしまう。もっともラワルもクリアできそうなボールだったが中途半端に見送った結果、走り込んだグリフォがゴールに流し込んだ。

 さらに後半11分、ゲンクのCKのこぼれ球からDFケン・ヌクバが放ったシュートを鈴木が自陣ペナルティアークでブロック。そこから鈴木は前に持ち出してロングカウンターを発動し、駆け上がってきたMFヨハン・マンザンビに預けて前へスプリントする。マンザンビは中央の鈴木にリターンパスを送ると、最後は鈴木がゴール右へ流し込み速攻を完結させて追加点を奪った。

 鈴木は今大会2点目でシーズン通算7点目。試合当日には昨年9月以来の日本代表復帰が発表されていたなかで結果を残した。

 2点差をつけられたゲンクは後半24分に伊東を投入。鈴木は味方の交代を受けてトップ下から右サイドハーフに移動しており、伊東もゲンクの右サイドに入ったため逆サイドでの日本代表対決となった。

 後半34分、鈴木が自陣右サイドでトラップで相手を剥がすとペナルティエリア手前まで前進。左のMFマキシミリアン・エッゲシュタインに渡すとエッゲシュタインがゴール左に流し込み、鈴木にアシストがついた。以降はスコアが動かずタイムアップを迎え、フライブルクが準々決勝に進出した。