阪神・中野拓夢 侍ジャパン森下翔太の活躍を予言していた「勝負強いと改めて感じた」
◇オープン戦 阪神0―1広島(2026年3月15日 マツダ)
阪神は15日、広島とのオープン戦(マツダ)に0―1で敗れた。前回23年のWBC優勝メンバー・中野拓夢内野手(29)は、侍ジャパンの一員として準々決勝で敗れた坂本、佐藤輝、森下の気持ちに寄り添いながら健闘を称えた。「悔しい気持ちをシーズンで晴らすだけ」と背番号7。燃え尽き症候群も3人に関しては心配無用と強調した。この日は5回に左前打を放ち、打率3割台をキープ。3人と開幕からともに戦うことを心待ちにした。
中野が5回に左腕の森から左前打を放った。「(佐藤)輝と森下が帰ってきたら、その前を打つ自分の役割も大事になる」。WBC組へのねぎらいと、合流後の強力打線のつなぎ役としての思いを一打に込めた。
この日の試合前練習中に、侍ジャパンの準々決勝は行われていたが、報道陣などを通じて経過を把握。鈴木の負傷アクシデントで森下が途中出場した時点で、「あいつはやるよ」と予言していた。佐藤輝の適時打、森下の3ランと仲間の活躍は確認していた。
「森下ならやってくれるという期待はあった。本当に大舞台に強い、勝負強いと改めて感じたし、輝もいいところでタイムリーを打ったので、いい経験ができたと思う」
結果として勝つことはできなかった。中野は「本当に勝負なので結果はしようがない。国を背負ってプレッシャーがある中、ここまで戦ってくれて、野球人として凄く学ぶところが多かった」と3人の気持ちに寄り添いながら、今回の経験をシーズンに生かすことを期待した。
「もちろん負けた悔しさはあると思う。それをレギュラーシーズンで晴らすという選手が多いと思うので、燃え尽き症候群はないと思う」
自身もオープン戦では23打数7安打、打率・304と好調をキープ。「打席の中でいろいろ試しながらできているので、悪くはない」とうなずく。間もなく帰国する3人をねぎらい、一緒に開幕を迎える雰囲気づくりにも取り組む。(鈴木 光)
