山形放送

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この時期に多くの人の頭を悩ませるのが花粉症です。気になる2026年の花粉ですが…専門家によりますと2025年に比べ2.5倍の量に、また、例年に比べても多い年になりそうだということです。山形県内でもすでに飛散が始まっているという2026年の花粉について取材しました。

2026年の花粉はどんな傾向があるのか。気象予報士の関口元朝さんに聞きました。

日本気象協会気象予報士・関口元朝さん「ことしは例年よりも飛散量が多くなりそう。例年と比べると1.5倍、去年と比べると2.5倍が予想される。かなり花粉が多くなる年になりそう」

花粉の飛ぶ量は前の年の天気に影響されるといいます。
夏が暑くて雨が少なかったり、花粉の量が少なかったりする年の翌年は、花粉の飛ぶ量が多くなる傾向にあるということです。
2025年の夏は全国的に暑く雨も少ない天候で、また、花粉の量も少なかったといいます。そのため、2026年は県内だけでなく全国各地で花粉の飛ぶ量が多くなる見込みです。
県内ではここ最近、暖かい日が続いていて、すでに花粉が飛び始めているということです。
24日、山形市内で聞くと…

40代「1月末ぐらいから目がかゆかったり、くしゃみが出たり、ことしは症状が早いかも」
20代「すごくくしゃみしまくってて、ずっと鼻がかゆくて、2025年の同じ時期はあまり感じていなかったけど、ことしはめっちゃあるなと。3月上旬に旅行の予定があるので最悪」
50代「症状は出ている。鼻水が出て、くしゃみが出て、かゆくなってくる。特に朝起きた時に症状がきつい」
30代「僕は花粉症ではないです。私はもうちょっとしたら出てくると思う。一番ひどいのは目がかゆくなる。鼻水はそんなに出てこないけど。外の仕事をやっているので、多分花粉を浴びてはいるが、いつ症状が出てくるかどきどきしながら毎年過ごしている」

さて、花粉症の症状が2026年すでに出ているかどうかについて視聴者の皆さんにもYBCアプリでアンケートを実施しました。1505人の方から回答がありました。
回答した方は60代が最も多く、次いで50代、40代、70代、30代…となっています。
すでに花粉症の症状が出ていると回答したのは566人で全体の38%、症状がないと回答したのは939人で全体の62%でした。回答を寄せた方の4割近くがすでに花粉症の症状に悩まされているという結果になりました。

すでに「症状あり」と回答した人からは、
・河北町50代女性「市販薬を飲み始めました。ことしは早いような気がします」
・山形市50代女性「毎日くしゃみ連発です。サッカー観戦はゴーグルのようなサングラスとマスク着用で怪しい恰好でスタジアムにいます」

ことしは例年に比べて早く花粉症が出ているとの意見も目立ち、2月中旬から症状が出始めたという声が多くありました。

一方で「症状なし」と回答した人からも、
・酒田市60代男性「まだ大丈夫ですが早めに薬を処方してもらいました」
・鶴岡市50代男性「コロナ禍以降、マスクをする習慣がついたので症状は軽減した気がする」

事前に医療機関で薬を処方してもらうなど、シーズンが本格化する前にすでに対策している人も多いようです。こうした花粉への対策についても専門家に聞きました。

中川悠アナウンサー「特に注意するべき天気や気温、時間帯はある?」
日本気象協会気象予報士・関口元朝さん「雨上がりで良く晴れた日、気温が高い日、風が強い日は注意が必要」

また、花粉は気温が高くなると上昇気流によって舞い上がるそうで、朝や夕方の通勤通学の時間帯が特に人が吸い込みやすい位置に漂っている傾向があるということです。
耳鼻咽喉科の医師にも聞きました。

いしだ耳鼻咽喉科クリニック石田晃弘院長「ことしは2月中旬ごろから花粉症患者が増えている」
いつもより多い?
「例年と比べると若干多い」

石田医師は花粉症の対策として「花粉を吸い込まないこと、家の中に持ち込まないこと」を挙げ、もし症状が出た場合は「耳鼻科で薬を速やかに処方してもらうことが大切」と話します。

いしだ耳鼻咽喉科クリニック石田晃弘院長「去年までなんともなかったのにことし突然花粉症になった方もたくさんいる。日頃から花粉を吸わないことが非常に大事」

県内の花粉のピークは3月初めから始まる見通しで、3月下旬にかけて飛散量が多くなるということです。
花粉を家の中に入れない対策としては「洗濯物を部屋干しにしたり、換気をする際はレースを引いた状態で窓を開ける隙間を1~2センチにしたり、カーテンをこまめに洗濯したりすることも効果がある」ということです。
そして26日は県内全域で晴れる見込みです。雨上がりで天気が良い日は花粉が特に飛散しやすいとされているので注意が必要です。