テレビ信州

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小学生以下の子供を持つ母親を対象に実施されたアンケート調査ではおよそ75パーセントが子供の髪に悩みがあると回答しています。
そしてそのお悩みの1位がセルフカットが難しいという結果になっています。
美容院に行くっていう選択肢はありますが、子供は頭が小さいため髪が伸びるスピードは大人より速く感じます。また暴れてしまう心配があったり我が家も2歳の子供がいますが定期的に美容院に髪を切りに行くのは小さい子どもの場合は難しいなと感じます。

こちらのデータを見ても0歳~5歳の場合、親が子供の髪を自宅で切っているとの回答がおよそ半数となっていています。自宅でのカットが最も多くなっています。

そこで子供の髪に関する悩みとお母さん・お父さん大助かりの自宅でのカット方法を取材しました。

3歳と1歳7か月の母親
「ちょっと動かないでねって言ってちょっきって切っています」
Q
変にまっすぐになっちゃったとか、ここだけ短くなっちゃったみたいなことみたいなことってないですか?

3歳と1歳7か月の母親
「あります。いま実際そうです。今回の。ここ斜めに」

1歳6か月の母親
「すごく暴れてパパも早く早く切ってって言ってすごく暴れてるから」

元気いっぱいの子どもの髪の毛を切るのはひと苦労。中にはこんな工夫をしているお母さんも。

10か月の母親
「ご飯食べさせている間にこうやって切るっていう感じで切りました。落ち着いている時間がその時しかなかったのでその時に切っちゃえと思って切りました」

親にとっても、子供にとっても、髪を切るのは、意外に大仕事です。

長野市の子育て支援センターでこの日、行われていたのは散髪講座。市内5つの美容室がボランティアで、子どもの髪のカット方法を伝授しました。

年に2回、定員10人前後の講座ですが、毎回キャンセル待ちが出るほどの人気です。

講座を始めたのは長野市と上田市で美容室を経営する高橋栄さん。

ヘアメイク フレア高橋栄代表
「お子さんの耳周りとか前髪とか襟足が伸びちゃって困ってらっしゃるお母さんが多いと…。そういうところちょっと切るようなカット講座をやってくれないかっていうことが一番最初の理由ですね」

高橋さんが大事にしているのは「子供が嫌がったらやめる」、ということ。

高橋栄さん
「やっていく中で一つ分かったのは無理やりカットすることでお子さんたちがトラウマいなっちゃう。そうすると将来カットをさせてくれなくなっちゃったりとか、美容室が嫌いになっちゃうとか、そういうことにもつながっちゃうので、小さい時からトラウマにならないようなカットの仕方、なおかつ失敗のないカットの仕方をお伝えしている。半分だけ切ってきょうはこっちしか切れなかったね、あすこっち切ろうねってことができる」

教えるのは「ぼかしカット」という方法。講座では、ウイッグを使って練習していきます。

1歳3か月のこはるちゃんのお父さんとお母さん。髪の毛の量が多くカットに悩んで参加しました。

Q今一番気になるのはどこですか?
「今前髪が目にかかってきたので、前髪ちょっと短くするのを練習しましょうか」

ぼかしカットでは髪をねじって、すきばさみで切っていきます。

「このねじりがなくなると切れちゃうんですよ上のほうはできるだけねじった状態で持って、真ん中から1.2.3回くらい入れてもらうとぼかしながら切れます」

「長さを切りたいときは、1番先の部分をもう少し回数をいっぱい入れるんです。そうすると長さも切れます」

「先までできるだけねじりがなくなっちゃうと、ぱつって切れちゃう」

あとは、残っている髪をくしで持ち上げ、カットばさみで切っていきます。

ウイッグで練習したお母さん、腕を上げたようです!

「どうかな?」
「いい!いい!」

基本の「ぼかしカット」のほか、1人1人の髪の悩みに合わせてマンツーマンでアドバイスしていきます。

1時間ほどの指導を受けると、お母さんたちには自信も芽生えたようです。

1歳4か月の母親
「その子供の様子とか聞きながらカットこういうのしたらいいよっていうのを教えてもらえたので、すごく勉強になって少しできそうな気がしています」

1歳10か月の母親
「襟足と前髪の切り方がどうしてもわからなくて」
「すごく丁寧に教えていただけて切るときのコツですとかこういうバリカンのやり方があるよとかいろいろ教えていただけたので家でも実践できそうでよかったなと思います」

1歳3か月の母親
「ねじって切ったりすることを知らなかったので切り方すごく勉強になりました。耳とか目とかの周り安全に切れるように今日習ったのでちょっと安心してやってみようかなと思いました」

そう話してくれたお母さん、自宅に帰ってさっそくカットしたそうで…。仕上がりはご覧の通り!

目にかかっていた前髪がすっきり、きれいになりました。

子どもの髪の毛に悪戦苦闘…、そんな時間も、きっといつか親子の素敵な思い出になりそうです。