冷蔵庫の収納を変えるだけで、ムダな食費やフードロスが減り、調理もスムーズに。家事も家計もラクになる「ロスゼロ冷蔵庫」のつくり方を紹介します。ここでは料理研究家の島本美由紀さんが、ESSE読者宅の冷凍室を使いやすく変身させてくれました。併せて冷凍室での保存が向いている食品もピックアップ。

食材を使いきる収納でお金と時間のムダを予防

「冷蔵庫の中がごちゃごちゃだと、使い忘れや重複買いが起こり、食品ロス=お金のムダにつながります」と話すのは、食品保存&冷蔵庫収納アドバイザーの島本美由紀さん。そこで目指したいのが、どこになにがあるかひと目でわかる「ロスゼロ冷蔵庫」。

【AFTER】簡単テクで冷凍室がここまでスッキリ!

「食材を最後まで使いきれるようになり、食費もダウン。また食材の出し入れもラクになるので、家事の時短もかないます。冷蔵庫の収納を見直して、お金や時間のムダを防いでくださいね」(島本さん、以下同)

ごちゃごちゃ冷凍室の劇的ビフォーアフター

ESSEフレンズエディター・やまみさん(40代)のお悩みは、

・ものが重なって下になにがあるかわからない
・いつの間にか食材が化石化している
・使いかけの冷凍食品がうまく保存できない

の3つ。食材が取り出しにくい冷凍室を、島本さんがアップデート!

●上段:霜がつきやすい大袋の冷凍食品は小分けにする

何回かに分けて食べるような大袋入りの冷凍食品は、小分けにして冷凍室へ。

「使いやすさはもちろん、霜や乾燥を防げるのでおいしさが長もちしますよ」

●下段:ブックエンドを活用して冷凍食品は立てて保存

上段にはこまごましたものを収納し、下段は立てる収納で見やすさアップ。

「ブックエンドを使うと食材が倒れず、量に合わせて幅を調整できます」

●下段:アイスは箱から出して保存袋に立てて収納

箱入りアイスは箱から出して保存袋に入れ、立てて収納を。

「箱を処分することで省スペースに。在庫に合わせてコンパクトにできるのもポイント」

●小さい冷凍室は弁当用の冷凍食品庫に

冷凍室が2つある場合、使い道に悩むのが小さい方の冷凍室。

「“〇〇専用”と決めてしまうのも手。やまみさんの場合は、お弁当用の冷凍食品専用に」

冷凍室保存をおすすめしたい食品3つ

冷蔵室や常温で保存するよりも、冷凍室で保存した方が長期保存できる食品と、その保存方法を紹介します。

・乾物
風味が飛びやすいカツオ節や昆布などの乾物は、袋内の空気をできるだけ抜いて密閉し、冷凍室へ。

・ピザ用チーズ
片栗粉を少し混ぜてから冷凍すると、固まらずパラパラの状態をキープでき、使いやすさがアップ。

・塩分の多い調味料
豆板醤など頻繁に使わない調味料は冷凍室へ。塩分濃度が高いものは固まらないためすぐ使えます。