おなかの脂肪を落としたいなら、まずは始めたいのが脂質を抑える「ゆる脂質オフ」。ハードな糖質制限や運動よりもラクなのに、老け見えせず脂肪を落とす効果は絶大。今回は、「ゆる脂質オフ」ダイエットが成功するための5か条を、日本体育大学教授の岡田隆さんに教えていただきました。

おなかをひっこめるなら脂質の量を意識して

「40代以降、おなかのぜい肉が目立ってくる原因は代謝の低下。加齢により筋肉が減り、太りやすくなるのです」と話すのは、日本体育大学教授の岡田隆さん。

【写真】ゆる脂質オフにおすすめの料理

でも、やせようとお米などの主食を抜くと、体は筋肉を壊してエネルギー源をつくろうとするので、筋肉が減り、老け見えの原因に。便秘を招き、代謝を落とすことになりかねません。

「そんなやせにくい大人世代が注意すべきは、三大栄養素『タンパク質・糖質・脂質』のなかの脂質。脂質は糖質同様、体を動かすエネルギー源ですが、糖質に比べると2倍以上高カロリー。また体脂肪になりやすい性質があります。ストレスなくラクにおなかをへこますなら、脂質を抑えるのが近道です」

ゆる脂質オフでやせるコツ5か条

きつい運動や厳しい食事制限をしなくても、おなかの脂肪が落ちて、くびれが復活! 成功のコツをつかんで。

●その1:脂質が多い食事のときは、糖質を控える

脂質と糖質は最恐の組み合わせ。糖質をとると血糖値が上昇し、「インスリン」というホルモンが分泌され、これが脂質の体脂肪化を促進。同時に多く摂取するのは避けて

●その2:タンパク質を増やして、脂質を減らす

筋肉量を維持し、代謝を落とさず、脂肪を減らすには、「高タンパク×低脂肪」が基本。肉も魚も脂身が少ないものを選ぶだけで、大幅に脂質カットができます

●その3:野菜や汁物から食べる

血糖値を急上昇させないためにも、食事は野菜や汁物から食べ始めて。とくにだしの効いた汁物を先にいただくと、満足感が上がり、食べすぎ防止効果が期待できます

●その4:食物繊維をたっぷりとる

腸内環境向上や便通改善、血糖値の急上昇を防止するためにも、食物繊維は多めに摂取を。雑穀米や全粒粉のパン、海藻やキノコ類のおかずなどを意識的に加えて

●その5:よくかんで食べる

よくかむことで食べるスピードがゆっくりになり、満腹中枢が刺激されて食べすぎを防げます。また、体が温まってカロリーが燃えやすいモードにシフト。