30代と80代の暑さを忘れる「涼感コーデ」2つ。足元はシルバースニーカーがさわやか
街ゆくおしゃれさんのファッションを、すてきなイラストで分析する「東京おしゃれ図鑑」。今回の舞台は、自然とアートが調和する街「乃木坂」。旬なファッションやメイクのイラストがインスタで支持されているヤベミユキさんが描きます。

涼感と遊び心あふれるおしゃれさん多し!芸術と緑が調和する街
今回は港区・乃木坂を歩いてみました。
日比谷線・千代田線の駅を降りると、すぐに広がるのは新国立美術館のゆるやかな曲線美。周辺にはギャラリーやカフェが点在し、緑の多い外苑エリアにも近いため、都会の真ん中にいながらも落ち着きがあります。
そんな環境のせいか、行き交う人のファッションも、静かな個性やアート感を感じさせる装いが多め。
この日見かけた、印象的な大人のおしゃれさんをスケッチしてきました。
7月下旬
最低気温 25℃ 最高気温 36℃
くもり
80代「異国の風が交差する静かな個性派」

新国立美術館近くで見かけたのは、黄緑のむら染めブラウスにセーラーカラーをあしらった外国人マダム。ブロンズ混じりの白髪にパールといった異国のエレガントな雰囲気に和の涼やかさが合わさり目を引きました。
黒のパンツとシルバーの靴で全体を引き締めつつ、首元にはハートのネックレスがきらり。
バッグはナイロン素材のスクエア型で、かっちりとした形が都会的。最近街でよく見かける箱型バッグは、服がシンプルでも形で個性を加えられるのが魅力です。
●じわじわ人気の「箱型バッグ」
この日はスクエア型のほか、ケーキ箱のようなデザインのバッグを持つ人にも遭遇。形のおもしろさが、都会のスタイルに遊び心を加えてくれていました。
30代「涼感を纏(まと)う都会のアートモード」

新国立美術館前で見かけたのは、ブルーのシャツに黒の段々スカートを合わせた30代の方。きゅっとタイトにまとめた三つ編みと、足元のシルバースニーカーが涼感を添えています。
バッグはシアー感のあるチェック柄のエコバッグでアートな雰囲気。真夏でも重くならず、美術館の建築の曲線美とも響き合うようでした。
派手さよりも形や素材でセンスが光る「乃木坂」
乃木坂のシンボル的存在でもある新国立美術館。ゆるやかに波打つ外観は、何度見てもほれぼれします。この日も炎天下を歩いていたのですが、目の前にあの曲線美が現れた瞬間、暑さがすっと引くような感覚に。やっぱり、何度でも立ち寄りたくなる場所です。
美術館やギャラリーが集まり、緑も多く落ち着いた街並みの乃木坂。この街を歩く人のファッションは、派手さよりも「静かな個性」や、形・素材で魅せるセンスが光っていました。
芸術と日常が自然に混ざり合うこの場所では、装いにもゆるやかで心地よい余白が感じられます。暑さのなかで見つけた涼やかな装いも、美術館の曲線も、きっとまた季節を変えて訪れたくなる…。そんな余韻を残してくれました。
次回の「東京おしゃれ図鑑」もお楽しみに。
※ 「東京おしゃれ図鑑」は街ゆく人のファッションをヒントに独自のアレンジを加えて掲載しております。
