歌は世につれ、世は歌につれ……あの頃の胸キュン、青春時代のフラッシュバックが止まらないライター池田が、口ずさみます、小躍りします、涙します。昭和歌謡ナイト、張り切ってどーぞ!

百恵も秀樹もピンクレディも〜!『歌謡曲BARスポットライト新橋』@新橋

自分でレコードを掘ったり、リクエストカードに書いたり、アナログ感も楽しい。タンバリンやエアマイクで盛り上がるのもあり。

『歌謡曲BAR スポットライト新橋』各テーブルには「リクエストブック」があって聴きたい曲を探すのも楽しみ

[店名]『歌謡曲BARスポットライト新橋』
[住所]東京都港区新橋3-16-3烏森ビル6階
[電話]03-6435-6099
[営業時間]18時〜24時(金・土・祝は〜翌2時)
[休日]日
[交通]JR山手線ほか新橋駅烏森口から徒歩1分
※チャージ料金1300円別

毎週火曜日に営業、本日の特集は何だ!?『歌謡喫茶★昭和』@下北沢

毎回の特集ミュージシャンはインスタやXでチェックを。DJイベントもあり。歌謡曲を聴きながら飲んだり語ったり楽しもう。

『歌謡喫茶★昭和』カウンター越しに店主や時にはお客さん同士、語らうのも楽しい。音楽が人と人を繋ぐ。今後は人だけでなくテーマ縛りの特集も考えてるそう

[店名]『歌謡喫茶★昭和』
[住所]東京都世田谷区代沢5-36-8アルファビル2階
[電話]なし(問い合わせはinstagramかXのメッセージで/@kayou_kissa)
[営業時間]火のみ、19時〜23時
[休日]火以外
[交通]小田急線ほか下北沢駅南西口から徒歩3分
※チャージなし(イベントにより変更)

シックなバー空間でしっとり聴き込む『月のあかり』@目黒

歌謡曲もフォークもグループサウンズもかけるがロック過ぎるものはかけない。選曲のバラエティも幅広で、思わず聴き込む。

『月のあかり』バックバーにはウイスキーのボトルが並ぶ。スタンダードなカクテルも◎

[店名]『月のあかり』
[住所]東京都目黒区下目黒1-5-20地下1階
[電話]03-6420-3164
[営業時間]18時〜翌2時
[球場]日
[交通]JR山手線ほか目黒駅正面口から徒歩4分
※チャージ料金600円別

歌うもよし、踊るもよし、浸るもよし……

幼少期の微かな記憶から、(一応)多感な中高生+α乱気流時代に至るまでどっぷり昭和だったオレ。音楽バーへ行くとなったら、細胞の一つひとつが覚えているのは“昭和歌謡”に違いない。というわけで、行くぞ「時間旅行のツアーへ♪」(by原田真二)!

最初に向かったのは新橋の『スポットライト』。歌謡曲BARの冠通り、歌謡曲全盛の70〜80年代のヒットソングがレコードで揃っている。で、この時代と言えばやっぱアイドル!

『歌謡曲BAR スポットライト新橋』レコード棚から当時のシングル盤を“漁る”のもカ・イ・カ・ン!

その充実具合が感涙もん。スゲーのはシングル盤が1000枚以上、レコード棚に並んでいて、自分で見つけて「コレ!」ってリクエストが可能。B面の曲だって聴けるんだぜ!手書きのリクエストカードを書いて渡してもOK。

『歌謡曲BAR スポットライト新橋』昔のカラオケパブみたいな自分で書くリクエストカード

「岡田奈々・青春の坂道」。う〜、やっぱ超〜カワイイ。あ、作詞松本隆だったのね。「セーラー服と機関銃」。カ・イ・カ・ン!……などなど、キラキラしていたあの頃のテンションが血管の中を駆け巡って行く。楽し〜い。

次に向かったのは下北沢の歌謡喫茶『昭和』だ。こちら実はミュージックバー『げによい』を間借りして火曜日だけやっている(歌謡だけに!!)お店だ。

特徴的なのは、毎回特定のアーティストに縛った特集をやっていること。最近なら、忌野清志郎、エレカシ、男闘呼組……。顔ぶれを見るとわかるかもだけど、ちょっと男っぽい。

『歌謡喫茶★昭和』「あぶない刑事」(サントラ)、松田優作、(ロカビリーっぽい)チェッカーズ……。店主・青島さん好みのちょっとワルな感じ

聞けば店主の青島寛幸さんが、そういう「ちょっと不良っぽい人たち」が好き。子供の頃憧れた、そんな昭和の男くささ。わかるぜ。ダルマのロックを飲りながら、松田優作のブルースを聴く。大音量の低音に痺れながら、なんかワイルドな気分に……。そんな夜もいい。

さて最後は目黒のバー『月のあかり』へ。店名は毎日最初と最後には必ずかけるという桑名正博のバラードだ。階段を降りると、落ち着いた空間が広がる。

『月のあかり』店名でもある「月のあかり」(桑名正博)。昔のレコードはジャケがカッコいいよね

平成の曲はかけず、昭和の曲をかけるんだけど、懐は深い。キャンディーズのレコードにプッと針を落とす音。ほどよい音量。ウイスキーを飲みながらしっとり聴けるのがいいんだなあ。

あるかなあ?って尋ねたのは門あさ美の「月下美人」だ。青春時代、エアコンのない車の窓を全開にしながら聴いてたわけよ、そのちょっとエロい歌声を。ハイファイセットの綺麗な高音を聴いたら、次は……。過去が数珠繋ぎになって響いてく。やっぱいいなあ。

撮影/西崎進也、取材/池田一郎

『おとなの週末』2025年6月号

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