動画『人生は旅』で脳科学者の茂木健一郎氏が、自身の人生観について語った。茂木氏は、かつて夢中になったものが色あせて見える経験について「それは対象が劣化したわけではなく、あなた自身が旅をした証拠」と独自の見解を示している。

茂木氏は学生時代や子供の頃に夢中になったテレビ番組やお店、作品、場所について、歳月を経るうちに色あせて見えたり物足りなく感じたりする現象を解説。「でもそれは、その対象が変わったのではなく、あなたの内面が成長し、違う場所へ旅をしたから」とし、「人は経験を重ねて、より賢く、広く深くなっていく。その結果、かつてキラキラして見えたものが違って見えるのは自然なこと」と語った。

更に、「今まで熱中していたものに対して『ありがとう』と感謝すればいい。今の私は違うチャレンジがある、でも過去の経験にリスペクトを持とう」と人生への前向きな捉え方を提案。逆に、過去には価値が分からなかったものの魅力が、成長や経験によって理解できるようになるとも述べ、「努力や工夫に気付き、そのことでリスペクトが深まることもある」と話した。

動画の締めくくりで茂木氏は、「人生は旅。新しいチャレンジを続け、かつてうれしかったことや楽しかったことには感謝を持ち続けることが大事ではないか」と呼びかけた。茂木氏の人生哲学が視聴者に新たな気付きとエールを与える内容となっている。

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