「焦らずに、上げていきたい」全体練習に合流したマリノス植中朝日。離脱期間に得た気づきとは?「覇気が足りないなって感じていたけど…」
7月8日の横浜F・マリノスの練習グラウンド。左膝の怪我から復帰した植中朝日は、3人一組のランニングでは先頭を走り続けた。
3チームに分かれたミニゲームでは、誰よりもボールを追いかけ、上手くパスが繋がらない場面では悔しさを前面に出す。また、自チームの出番ではない時も「他の選手のプレーをあまり見られなかった」と話すほど、自分の動きの確認に集中していた。
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今季、植中はアルビレックス新潟との開幕戦から、リーグ戦の全試合に起用されてきた。しかし、フル出場した5月31日の19節・FC町田ゼルビア戦(3−0)で、左膝に違和感を覚えた。「元々痛かった箇所。接触ではないけど、試合の途中に違和感があった。アドレナリンが出ていたのでプレーを続けられたけど、次の日に練習ができなかった」。
それからの5試合を欠場したなか、チームには動きがあった。今季2度目の指揮官交代があり、退任したパトリック・キスノーボ監督の後任として大島秀夫監督が就任した。また、23節・横浜FC戦(1−0)では、町田戦以来5試合ぶりの勝利を挙げた。植中はこうした状況を外から見て、気付きを得たという。
「全体的に覇気が足りないなって感じていたけど、それがあった横浜FC戦は結果がついてきた。自分が試合に出ていた時は、そういうところが足りなかったのかもしれない。試合から一回離れて、客観的に見られたので、自分が戻ったら一番に変えていきたいところです」
横浜FMは23節終了時点で、最下位に低迷する。次節の名古屋グランパス戦での実戦復帰が見込まれる植中は「自分が出ても出なくても、チームの勝点3が何よりも大切」と述べ、「自分が出て、点を取って勝てれば、それが一番です。でも、残留するために、チームが勝つことを逆算しながらプレーしていきたい」と力を込めた。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
