アルゼンチン代表にとって大成功だったスカローニの招聘 監督経験が不足していた青年監督への賭け「メディアが望むような大物指揮官の招聘に動いたかも」
リオネル・メッシを中心に2022年のワールドカップ・カタール大会を制し、昨年もコパ・アメリカを制覇するなど結果を出し続けているアルゼンチン代表。
メッシを中心とした選手たちの実力はもちろんだが、彼らをまとめる指揮官リオネル・スカローニの手腕も見逃せない。スカローニ就任前のアルゼンチンは監督人事がヒットしなかったところがあり、2014年からヘラルド・マルティーノ、エドガルド・バウサ、ホルヘ・サンパオリとバトンを繋いできた。
結果的にスカローニの就任はヒットとなったわけだが、『TyC Sport』にてタピア会長は当時の決断を次のように振り返っている。
「最初はロシアでスカローニに会ったが、当時は難しい時期だった。彼はセビージャで対戦相手の分析などの仕事をしていたんだ。もし私がジャーナリストやメディアの意見通りに動いていれば、メディアが望むような大物指揮官の招聘に動いたかもしれないね。しかし長期的なプロジェクト、世代交代を勧められる指揮官は唯一スカローニだけだったんだ」
スカローニは今やアルゼンチンの名将であり、来年のワールドカップでは連覇の偉業へ挑むことになる。2026ワールドカップへ向けた南米予選でも着実に勝ち点を重ねていて、スカローニの招聘こそアルゼンチン代表成功の秘訣だったと言える。
