ヤクルト 今季公式戦チケット「大量の悪質な転売」事象確認を発表 不正転売該当者への厳罰措置も示す
プロ野球のヤクルトは1日、球団公式サイトに「【重要】観戦チケットの不正転売者への対応について」と題した文書を掲載。今季公式戦のチケットが大量に転売サイト上で売買されている事象を確認したと発表した。
球団は「今シーズン神宮球場で開催された公式戦において、観戦チケットがチケット売買サイト上で不正に大量に転売されている事象を確認いたしました。チケット購入者へのヒアリングならびに、売買サイトへの情報開示請求を行ったところ、悪質な転売が明らかとなったため、当社顧問弁護士と協議の上、該当者に対して、Swallows CREW会員資格取消、チケット販売拒否、神宮球場への入場拒否処分の通知、関連機関への情報提供を行いました」と悪質な転売に対して厳しい措置を取ったと報告。
続けて「弊社の方針といたしまして、営利目的に転売が確認されたものに関しましては、1件1枚であっても厳正な対応および関連機関への情報提供をさせていただきます」と今後の対応へ強い姿勢を示した。
シーズン終了後の現在もファン感謝デーイベント「ファン感謝DAY2024 presented by マイナビ」の観覧チケットを販売している。同イベントも「シーズン中と同様に、『特定興行入場券』となっており、不正な転売・購入を禁止としています。転売行為に加えて、不正に転売されたチケットを購入することも禁止です。同事象が発覚した場合は、入場をお断りし、チケット代金の返金も行いません。また各種規約に基づき、該当者に対して会員資格の取消やチケット販売の拒否等の対応を取らせていただきます」と警告した。
そして、最後に「一人での多くのお客様が試合観戦やファン感謝DAYを楽しんでいただく為にも、皆さまのご理解・ご協力を、よろしくお願い申し上げます」と記した。