ヤクルト今季公式戦で大量のチケット不正売買が判明 悪質売買該当者に「チケット販売拒否」「神宮球場への入場拒否処分の通知」など厳罰と発表
ヤクルトは1日、公式X(旧ツイッター)を更新。「ヤクルト球団では、当球団の許可なくチケットの転売が確認された場合、1件1枚でも厳正に対応し、関連機関へ情報提供を行います。急遽ご都合が悪くなった方は、公式リセールサービスをご活用ください。皆さまのご協力をお願いします。」とつづり、チケットの不正売買防止への協力を求めた。
球団は公式ホームページに「【重要】観戦チケットの不正転売者への対応について」のタイトルで文章を掲載。文章によると今季神宮球場で開催された公式戦で観戦チケットがチケット売買サイトで不正に大量に転売されている事象を確認したという。その後、チケット購入者へのヒアリングや、売買サイトへの情報開示請求の結果「悪質な転売が明らかとなったため、当社顧問弁護士と協議の上、該当者に対して、Swallows CREW会員資格取消、チケット販売拒否、神宮球場への入場拒否処分の通知、関連機関への情報提供を行いました」と厳しく対処したと明らかにした。
現在、ファン感謝デーイベントの観覧チケットも販売中だが、これも「特定興行入場券」で不正転売・購入を禁止しているとし、発覚した場合は入場を断り、チケット代金の返金もしないと警告。各種規約に基づいて厳正に対処するとした。
同時にファン感チケット購入者が急きょ、イベントに行けなくなった場合などは、公式リセールサービスを利用するよう求めた。