歌手のジェニファー・ロペスさん「プエルトリコはゴミの島」発言を非難「全ての人の気分を害した」
来週に迫るアメリカ大統領選挙で、歌手のジェニファー・ロペスさんはトランプ前大統領の支持者が「プエルトリコはゴミの島」と発言したことについて、「まともな人間性を持つ全ての人の気分を害した」と非難しました。中継です。
両親がプエルトリコにルーツを持つジェニファー・ロペスさんは1日、ハリス副大統領の集会に駆けつけ、トランプ氏の支持者の発言を強く非難しました。
ジェニファー・ロペスさん「私はプエルトリコ人であり、ここで生まれたアメリカ人です。あの日、気分を害したのはプエルトリコ人だけでなく、全てのラテンアメリカ人、まともな人間性を持つ全ての人だ」
ハリス副大統領「アメリカは次の世代の指導者を選ぶ時期に来ているのです。私には大統領になる準備ができています」
ハリス氏への支持については、映画界やスポーツ界でも広がりを見せています。1日、ロバート・ダウニー・ジュニアさんや、スカーレット・ヨハンソンさんらがハリス氏を応援する動画も公開したほか、バスケットボールのレジェンド、レブロン・ジェームズ選手もハリス氏に投票すると明らかにしています。
一方のトランプ前大統領も、バイデン大統領による自らの支持者を「ゴミ」と呼んだとも取れる発言について「我々の支持者をゴミと呼んだジョーとカマラ。アメリカ国民を憎んでいては大統領には、なれない」などと批判しました。
両陣営が非難の応酬を繰り広げています。