【巨人】岡本和真がメジャー挑戦? MLB公式サイト「タイガースが有力候補の一つ」
MLBのワールドシリーズはドジャースの4年ぶりの優勝で幕を閉じ、一夜明けた31日(日本時間11月1日)からは早くも今オフのFA市場の動向が米メディアをにぎわせている。
その多くが最大の目玉であるヤンキースのフアン・ソト外野手(26)に集中しているが、MLB公式サイトではメジャー移籍1年目から活躍した山本由伸投手(25=ドジャース)、今永昇太投手(31=カブス)に続く「MLBファンが知っておくべき名前」としてNPBから4選手を紹介した。
「MLBドットコム」のジョン・モロシ記者は、メジャー挑戦の夢を抱くロッテ・佐々木朗希投手(22)、今オフの移籍を表明している巨人・菅野智之投手(35)と小笠原慎之介投手(27)の3人のほか、巨人の主砲・岡本和真内野手(28)の名前も挙げた。
その中では昨春、世界一に輝いたWBCの決勝で米国代表から本塁打を放ったことに触れ「岡本は安定したパワーを誇り、過去7シーズンの平均33本塁打が証明している」と評している。
ただし、岡本和の同僚である菅野が今季限りでチームを離れることが確実視されている。そのため「今冬になるか、将来的になるのかは分からない」としたが、移籍候補として早くも具体的な球団名も挙げた。
「デトロイト・タイガースは岡本を獲得する有力候補の一つ。スコット・ハリス編成本部長が就任して以来、アジアでのスカウティング活動を拡大しており、今年のポストシーズンに復帰したタイガースは戦力の拡充を図っている」
今季の岡本和は不動の4番として全143試合に出場し、打率2割8分、27本塁打、83打点の成績で4年ぶりのリーグ優勝に貢献した。日本一奪回を目指したポストシーズンではCSファイナルステージで無念の敗退。今月行われる国際大会「プレミア12」には日本代表の4番候補として招集され「左第五腰椎分離症」によって辞退したばかりだが、果たして…。