おぎやはぎ ハロウィーン“制圧”で見た寂しげな外国人「侍の格好してた」「しょぼーんとした2人が…」
お笑いコンビ「おぎやはぎ」が、10月31日深夜放送のTBSラジオ「JUNK おぎやはぎのメガネびいき」(木曜深夜1・00)に出演し、日本のハロウィーン文化の行く末を予測した。
31日はハロウィーン当日。東京・渋谷などには例年、仮想した人たちが大挙して押し寄せ、一部参加者による暴力行為、痴漢など犯罪が問題化していた。渋谷区と、今年から新たに新宿区が11月1日未明にかけて路上で酒を飲むことを条例で禁じ、店舗に酒類の販売自粛を要請。JR渋谷駅前のスクランブル交差点周辺には、仮装した若者や外国人の姿も見られたが、大きな混乱はなかった。
矢作兼(53)が「今日の夜なんかすごいことになってるんでしょう?なんて話していて。コロナを挟んで、あと渋谷とか外でお酒飲めなくしたのもあって、やっぱり鎮圧に成功したらしくて」と、粛々と終わったハロウィーンについてコメント。小木博明(53)も「鎮圧成功?今、渋谷大丈夫?」と続き、「ルールを作ってやってもらえるといいんだけどな」とつぶやいた。
小木はこの日、寂しげな光景を目にしたという。「このラジオに来る前、赤坂のTBSの暗〜い道をね、カップルが寂しそうに歩いていたの。外国人のカップルがね、侍の格好してたのよ。すげえ暗闇でさ。これからホテルに帰るんだろうなっていう感じの。もうしょぼーんとした2人が…」。矢作が「それは侍だからじゃない?侍はやっぱり、はしゃいじゃダメじゃない?」と返すと、小木は「だけど、侍の格好をしているってことで、本当は凄くはしゃいでるはず」と推測した。
東京では渋谷、新宿が規制された結果、同じJR山手線内の池袋に人が流れるのではないかとの憶測が広がった。矢作は「池袋まで流れるんじゃないかって。禁止、禁止だから流れて行くじゃん?池袋も全然(落ち着いた様子)だった」と話し、「ついにハロウィーンは終わりましたね」と、皮肉ともとれるコメントを口にした。
もともと日本になく、ここ数年で定着し、世界でも屈指の盛り上がりを見せるようになったハロウィーン文化。小木は「いいイベントだったけどね、世界に知られる。俺ら最初はすげえ否定していたけどね」と打ち明けた。
矢作が「こうなったらもう、盛り上がることは、蒸し返すことはないよ。1回こうなると、超ダサいことになるから。コスプレとかしている人は」と指摘すると、小木も「店の中だけで、店まで荷物を持って行って、店の中で着替えて、こぢんまりとやるのがね」と、変わりゆくハロウィーンを予想していた。