イスラエルとイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘が激化する中、アメリカの特使がエルサレムを訪れ停戦に向けた協議が実施されました。

【映像】レノバンの様子

 アメリカの特使は10月31日、エルサレムでネタニヤフ首相らと会談しました。アメリカはレバノンで続くヒズボラとの停戦交渉をめぐって、60日間の一時停戦する案などを提示したとされています。会談の中でネタニヤフ首相は停戦の条件として、レバノンから安全保障上の脅威を取り除きイスラエル北部の住民を安全に帰還させることを挙げたということです。

 アメリカの特使はレバノンも訪問し協議するものとみられていましたが、アメリカのニュースサイト「アクシオス」は予定が変更され、ワシントンに戻ると伝えています。イスラエルとヒズボラの攻撃の応酬は激しさを増していて停戦が合意されるかは不透明です。
(ANNニュース)