【ネタバレ】「アガサ・オール・アロング」第8話の最重要シーン、実は大きな変更が加えられていた

2024年11月1日 22時27分

マーベル・ドラマが、ついに完結した。第8話『続け友よ　栄光の血へと』に登場したアガサ＆ビリーの重大なシーンには、ポストプロダクションで重要な変更が加えられていたようだ。アガサの行動に新たな見方をもたらす変更点について、ビリー役のジョー・ロックが米に明かしている。

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マーベル・ドラマ「アガサ・オール・アロング」第8話『続け友よ　栄光の血へと』では、前回その正体が死神“デス”だと判明したリオ（オーブリー・プラザ）が、ビリーを連れ去ろうと画策する。ただし、彼を強引に連れ去っても転生されるため、投降させる必要がある。そこで、アガサ（キャスリン・ハーン）はリオが「自分から手を引く」ことを交換条件に、ビリーを引き渡すことを約束する。

エピソードの後半では、アガサがリオと一戦を交えた後、ビリーに自分がリオと一緒に行くと告げる。アガサの犠牲に胸を打たれたビリーが「僕も行く」と言うと、アガサは手のひらを返したように「彼と行って」とリオに伝える。

直前の感動的なやりとりは、約束通りビリーを投降させるための罠だったのだ。ビリーは動揺しながらも、テレパシーを使ってアガサに「聞こえてるだろ？ニッキーもこう死んだ？」と語りかける。するとアガサは心を変えて振り返り、リオに口づけして死へ向かうのだった。

アガサがビリーを裏切る場面について、「僕にとっては非常に複雑なシーンでした。実のところ、ポストプロダクションで変更されたと思います」と語ったロック。撮影時と、最終的に完成したシーンでは、アガサの行動が異なる形で表現されていたようだ。

「“ニッキーもこう死んだ？” とアガサにテレパシーで話すセリフは、後から追加したものです。だから僕が演じていた際は、アガサが自分の意思で何の手助けもなく、自ら振り返って犠牲になる、というものでしたし、今でも僕はそのような見方をしています。彼女はそうしただろうと思いますが、あの物語（動機）を視聴者に伝える必要があります。」

ロックは「ヴィランの起源を描く番組の多くは、彼らを悪役ではないものとして描くことが多い」とした上で、本作は「そのようにしない」点が素晴らしいと語る。「アガサは依然として連続殺人犯であり、誰よりも自分自身を大切にしている。この設定が一貫している点を気に入っています。彼女が変わることはありません。彼女の様々な側面が見えてきますし、彼女が行動する理由もわかりますが、それでも彼女はヴィランなのです」。

「アガサ・オール・アロング」はで配信中。

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